私はブロガーで、テキストコンテンツを配信することで小銭をつかんでいるので「配信者」と同属です。

ですが、あんまりにもゲーム配信者が多いので「あいつら、いくら稼いでんねん」と少し気になったので調べてみました。
ゲーム配信の収益方法
まずは、ざっくりと「ゲーム配信で稼ぐってどういうこと?」という疑問について自問自答していきます。
プレイ動画を配信できる収益媒体
まずは、「どこで配信したらいいのか」について。
人気プレイ動画配信サイト
- YouTube
- ニコニコ動画
- Mirrativ
- オープンレック(OPENREC.tv)
- Twitch
今後もプラットフォームが増えそうな気がしますが、人を集められないところは作業が増えるだけなので、メイン媒体を絞っておくといいですね。
安定のYouTube
動画配信では、YouTubeを考慮せずには始められないと言っても過言ではありません。
ネットで生活するなら切っても切れないGoogle神
YouTubeの大元はGoogleです。Googleは現在の検索アルゴリズムの権限を掌握しています。つまり、ネット上で露出度を高め、ネットで情報をつかもうとする顧客から広告料を巻き上げるためには、Googleさんの許しを乞う必要があります。
ハードルは高め
ただし、知っている方も多いと思いますが、YouTubeから直接広告収入を得られるのはトッププレイヤーだけです。収益化(というかYouTubeの広告配信)が許可されるのは、以下の条件を満たした方。
- 過去12ヶ月間の、チャンネルの総再生時間が4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
チャンネル再生時間は動画SEOと投稿数で強引に割増できるにせよ、チャンネル登録者数がかなりのネックになります。
動画をみる、収益見込み客
無限大ですね。私個人は動画はほぼ見ませんが、動画コンテンツが増えており、かつ視聴者が多いというのは察しております。
広告は見る人がいるから成り立つ
動画配信は儲かる、はもう何年も前から言われていて、最近はむしろ「飽和状態で今更遅いわ!」論調も加熱しています。
子供だけ、じゃない
ただ、顧客層は年々増えています。私も自分が子供を持っているので感づきましたが、子供が見ると親も巻き添えを喰らうので、低年齢化を終えて、動画視聴は年齢層を上に広げていく模様です。
動画配信に必要な物品
- PC
- 動画編集ソフト
- ボイスロイド(必要時)
- 配信用アプリ
- カメラ
- マイク
どう言った配信スタイルになるか、によって必要物品に変化はありますが、ことゲームのプレイ動画に関しては、思ったほど多くはありません。
配信用アプリとは
ただ、ゲームになると後述しますが、著作権の問題やらなんやらあって、勝手に投稿して痛い目に合うパターンがあります。配信用アプリと提携しているゲームに関しては、アプリから配信する分にはお咎めがない(ことが多い)ので、とりあえずやってみる分にはおすすめです。
Mirrativ
記事を書きながら、どんなものがあるのか確認してみたところ、とりあえず手っ取り早く動画配信でき、しかもアバターも使えるというアプリがミラティブです。というか、ゲームユーザーなら割と利用されている方は多いと思います。
儲かる金額
私はブロガーなので、いわゆる広告なんかも載せたりする経緯もあって、広告単価がどんなもんかは把握しています。
アドセンスとアフィリエイト
私の場合はグーグルアドセンスが主体なのですが、この他にも、例えばゲームの場合はダウンロードしてプレイしてもらうと収入になるアフィリエイトなんかもあります。

この辺りの単価はそれなりに詳しいと思いますが、動画方面はわからんなぁ。
ワンクリックで数円がベース
いくつかのサイトを参考にすると、ワンクリックで数円という単価が目立ちます。単価は時期や広告ジャンルによって異なるため一概に言えるものではありませんが、一般的にはゲーム系の単価は安いです。
配信者属性
ここからは、どんな配信者になりたいのか、について考察していきます。
広告収益優先型
まず、一番考えられるのが、広告収益を最優先に考える「動画配信で生活の糧を得る」パターン。

というか、大人が動画配信するモチベーションなんて金だけじゃん、という気もしている。
コンテンツは収益化に影響
配信コンテンツが良質であるのは読者を掴む上で重要なので、それは大前提として。広告をつけやすいコンテンツを狙って配信していくことが大切です。

例えば、人気ゲームであれば当然、ユーザーも多い。ユーザーは潜在的な視聴者数に直結するので、つまりどうせ配信するなら人気ゲームになります。
アフィリエイト広告に敏感になる
配信するコンテンツにもよりますが、ゲームの場合は広告ターゲットとなる顧客属性が「ゲーマー」が中心となります。

当然、閲覧者が目にしたり、興味がある広告も「ゲーム」になります。
みなさんがよく目にするペロンと表示されるゲームの広告は、それなりに広告に予算をかけているゲーム運営会社が配信しているものになります。(ただ、大々的にTVコマーシャルをうつほどでもない微妙なところ)
ブログの場合は、検索されるゲームは既にユーザーがプレイしている可能性も高く、広告と連動しづらいのが悩ましいところです。
ですが、ゲーム配信の場合は、閲覧者がゲームに興味を持てばそのままダウンロードまでいける可能性も高いです。
最終的には動画買取がベスト
ゲーム運営からアフィリエイトでダウンロード収入が得られれば、収益の波には乗ったと言えます。ただ、この場合は収入源が「運営の広告費」に依存してしまい、安定しているとは言い難いです。

狙うなら、マイチャンネル登録など、固定視聴者を集めて人気配信者になるのが一番です。
この場合、ゲーム会社の方から「動画投稿してくれ」と依頼されるようになります。
登録者・フォロワーは安定した固定客になるので、広告効果も期待しやすいです。
また、ゲーム配信者を登録しているユーザーは既に情報に飢えている上客。テレビ広告よりも高い純度で利益を落としてくれる客層に届きます。
羨望を集めたい承認欲求優先型
お金のためと言うよりは、せっかくゲームしてるんだから「友達」を作りたかったり、強くしたデータを見せつけたくなるもの。これも動画配信のためには重要なモチベーションです。
ユーザーの承認欲求は満たせ
一応、収益化を考えてこの記事を書いていますが、大事なのはこう言う承認欲求型の配信者だって収益のためには大事な存在だと言うことです。

承認欲求高い人ってのは、実社会ではできればあまりお近づきにはなりたくない人種ではあります。

何かとマウント取ってくる人だからね。

攻撃性は薄くても、評価が他人に依存しているため、心配症だったり価値観がずれていたりして、まぁ相手にするのは面倒な人種だよね。
ただ、この辺りの人間ってのは「何をして欲しいのか」がわかりやすいとも考えられます。

ゲーム運営からしたら手玉に取りやすいタイプ(自戒)
彼・彼女らの欲求を満たすようなコンテンツを心がけることで、熱烈なファンになってくれる、可能性があります。

まぁ、ファンって下手をすると強烈なアンチになるから、やっぱり面倒っちゃ面倒だけどね。

私のように平穏無事に生きていきたい日陰者は、承認欲求対決になるようなコンテンツではなく、あっさりとした情報提供にとどめたほうが良かったりするよね。
例えば、攻略サイトなんかの導線としての動画投稿なら、配信者は角が立たないように個性を出さないほうが良かったりもします。
プラットフォームへの導線にしたい露出誘導型
先に少し出てきましたが、例えば私のようなしがないブロガーが、自身のサイトに「動画視聴者」を呼び込みたい時に動画を配信する、という手もあります。
閲覧者を検索だけに依存すると、Googleの評価次第では誰も訪れないサイトになってしまいます。短めの動画でも投稿しておくことで、「詳細情報がブログで」と誘導することができます。

と言う目的で動画にも手を出そうと思うけど、登録作業だけで既に吐きそう。。。
動画配信と著作権の問題
ゲーム配信の場合は、かなり高い確率で「著作権」の問題に引っかかります。

まぁ、素材に使ってるゲームの映像・音楽は丸々、著作権が乗っかってるしね。
無許可で配信しているだけでほぼアウトなわけで。違反すると結構面倒なことになるし、さらに拡散されたりすると回収するのは不可能なので、とりあえず著作権周りは慎重に対応しましょう。
収益化だけ禁止されているゲームも
ただ、広告も動画優位のこのご時世。
テレビCMはコストが高い上に広告効果が薄まっているので、動画配信をうまく利用したいのはゲーム運営も一緒。
PS4などのハード機系は簡単に動画配信できる仕組みを作っていますし、アプリ系も簡単にゲームプレイ動画を投稿できるようになっています。

ただ、こと収益化になると話は別なわけで。
いろいろな思惑が絡まっているので説明は端折りますが、とりあえずゲームによっては配信を収益化することを禁止しているものもあります。特に、日本の会社は慎重です。
自分たちのプラットフォームを利用して欲しい
例えば、基本的に動画配信といえばYouTubeです。ですが、例えばPS4であれば自分たちの配信サービスを利用してもらったほうが濃度が高く、かつそのままコンバージョンした場合の利益率が高くなります。
任天堂は動画配信収益化を開放
一例ですが、任天堂なんかは既に動画配信を収益化してもいい方針に切り替えています。

ただ、著作権を放棄するわけではなく、動画配信しても何も言わないよ、でも利用規約は守ってね、という点は留意。



コメント
「主張 任天堂 ハッカー」に関する最新情報です。
新興ハッカーグループ「Crimson Collective」が、日本の任天堂に対するサイバー攻撃を行ったと主張しています。この情報は、脅威検知プラットフォーム「Hackmanac」のXアカウントによって10月11日に報告されました。投稿には、任天堂に関連するディレクトリーの画像が添付されていますが、その真偽は確認されていません。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2510/14/news053.html
「任天堂 被告 海賊版」に関する最新情報です。
任天堂は、海賊版配布サイトの運営に関与していたJames Williams氏に対し、約6億7000万円の損害賠償を請求する訴訟を提起しました。Williams氏は訴状の送達後、応訴せず、反論もなかったため、任天堂は欠席判決を申し立てています。任天堂は、Williams氏が海賊版ソフトの宣伝や技術的アドバイスを行い、海賊版ショップの運営にも関与していたと主張しています。今回の請求額は、過去の訴訟で命じられた賠償金の倍以上にあたります。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/nintendo-switch-piracy-lawsuit-20251006-360534/
「任天堂 生成 ai」に関する最新情報です。
任天堂は、衆議院議員の浅野さとし氏が「任天堂が生成AIに関して政府へロビー活動をしている」と発言したことに対し、10月5日に公式に否定する声明を発表しました。浅野氏は、生成AIの利用に関する意見を述べる中で、任天堂が知的財産権を守るために生成AIの使用を避けていると指摘しましたが、任天堂はその発言を否定し、政府への働きかけは行っていないと強調しました。また、任天堂は、知的財産権を侵害する行為には適切に対処する方針であることも明らかにしました。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/nintnedo-20251005-360491/
「プログラム ag dena」に関する最新情報です。
日本初の居住型創業支援プログラム「AG1」が、Asu Capital PartnersとDeNAの協力により開始されました。このプログラムは、グローバルに挑戦する起業家を支援することを目的としており、国内外の起業家が「Japan to Global」を実践できる環境を提供します。欧米で一般化しているレジデンシープログラムを日本に導入することで、スタートアップチームの立ち上げ支援を包括的に行うことを目指しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000139202.html
「社長 任天堂 bowser」に関する最新情報です。
米任天堂社長のDoug Bowser氏が、2023年12月31日をもって退任することが発表されました。Bowser氏は2019年に社長兼最高執行責任者に就任し、前任者のレジー・フィルズ=エイメ氏の後を継ぎました。彼の姓「Bowser」は、人気ゲーム『スーパーマリオ』シリーズのキャラクター「クッパ」と同じ名前であることでも知られています。後任にはDevon Pritchard氏が就任する予定です。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20250926-359287/
「ローカライズ 任天堂 英語」に関する最新情報です。
『どうぶつの森』の英語ローカライズを担当したLeslie Swan氏が、当時の困難な状況について語った。彼は任天堂の米国法人で1988年から2016年まで在籍し、プロデューサーの手塚卓志氏からの依頼を受けてローカライズに取り組むことになった。手塚氏はこの作業が非常に難しいことを強調し、当時の社長・岩田聡氏も「どうやればいいのか見当もつかない」と驚いたという。『どうぶつの森』は日本特有の要素が多く、キャラクター名や口癖、イベントなどすべての語句を作り直す必要があったため、ローカライズは非常に困難だった。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/animal-crossing-20250910-357023/
「映画 事業 任天堂」に関する最新情報です。
任天堂は、映画IPの二次利用事業に特化した新会社「ニンテンドースターズ」を設立し、商号を株式会社ワープスターから変更した。この再編は、2023年公開の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や、2026年の続編、2027年の「ゼルダの伝説」実写映画に向けて、映画に関連するキャラクターや世界観を活用した事業を強化する目的で行われた。任天堂は、映画を起点にした多様な二次利用事業をグローバルに展開し、テーマパークなどゲーム以外の領域でもIP活用を進めている。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/nintendo-20250827-355276/