原因はウマ娘ですけども。課金額が大きくなるにつれて「これ、少しくらいはポイント還元を意識した方がいいんじゃないか」と思い始めたので、早急に最適案を考察します。
結論で言えば、安全性や使い勝手も考慮して「Amazonコイン」が一番。解説します。
課金還元を最適化して安くすませる方法
まずは、簡単に課金還元の構造について解説します。
課金する方法を改める
課金の際に、私のような面倒くさがりは、Appleアカウントに紐付けされているクレジットカードで課金してしまいます。ただ、これだとせいぜいクレジットカードのポイントがつくくらいで還元率は1%ほどになってしまいます。
まずは課金する方法から簡単に整理していきます。
キャリア決済
意外と簡単でたまに還元セールもやるのが「キャリア決済」です。登録方法も簡単なので利用されている方も多いと思います。
キャリア決済は契約している携帯回線会社の決済方法を利用して、契約している回線料金と合わせて決済ができるというものです。auなどほとんどのキャリアが対応しています。
- AppStoreを起動
- アカウントメニューを開く
- 支払い情報を選択
- キャリア決済を選択する
こんな感じで、簡単に設定できて、かつキャンペーン対象であれば課金額分だけ還元される仕組みとしては取り組みやすい方だと思います。
AppStore & iTunesカード/Google Play ギフトカードでの課金
コンビニなどで購入できるOSのアプリストアに対応したギフトカードを購入する方法です。
カード自体は定価での購入になりますが、販売店などのキャンペーンによって還元や割引などで普段よりもお得に課金することができます。

課金自体が損な気もするけどそれを言い出したらキリがないので。
還元率はどれくらい?
キャンペーンにもよりますが、大体、10%分のポイントがプレゼントされるというのが相場です。
クレジットカードを利用する
これは、AppStoreなどのアカウントの支払い方法をクレジットカードにしていると自動で決済されます。前述の通り、基本的にはクレジットカードのポイントを貯めることができるくらいで、還元率としては悪い。
ここまでAmazonコインの情報はなし。
還元率を考慮する
還元率に関しては、使用しているクレジットカードや適用されるキャンペーンによるところがあるので一概には言えません。あくまでも参考程度にざっくり書いておきます。
- キャリア決済は10%〜20%還元だがキャンペーンの回数が少なく、対応するアプリが限定され、上限も浅い
- ギフトカードキャンペーンは10%あたりが相場で、最近は上限がある(せどり対策か)
- クレジットカードの還元率は1%程度だが、二重どりなどのポイ活知識があれば活用できる
- Amazonコインは20%近い割引で、コインキャッシュバックなどのキャンペーンも豊富(ただ、データの移行などは面倒)

というわけで、安定して還元率が高いのはAmazonコインということになります。課金したいタイミングは、ゲーム内のイベントに左右されるので、ギフトカードなどのまとめ買いなどに抵抗がある場合はAmazonコインが安定しています。
Amazonコインってなんだ?

課金効率の話になると必ず上がるのが「Amazonコイン」なのですが、これって一体なんなの? チートなの?
Amazonアプリストアについて
まず、Amazonは自分たちのブランドのタブレットなどを販売しています。このタブレットが「Fire OS」という独自のものを使っているので話がややこしいのです。
このFire OSではAndroidがベースとなっているので、基本的にはAndroidのアプリを利用することはできます。ただ、利用するためにはFire OSで起動できるものでないといけないので、結果から言えばFire OSのタブレットでアプリを利用する場合、Amazonの専用アプリストアを利用する必要があります。
この専用アプリストア、アプリの品揃えが本家Google Play Storeに比べると圧倒的に少ない。今回はゲームアプリを対象にしており、ゲームアプリに関しては有名どころは対応していることが多いのだが、期待しているアプリがプレイできない、という環境は存在する。
これはFire タブレットの話なので、今回はこの辺りでやめておく。
AndroidでAmazonアプリストアを利用する
書きながら「こいつ何言ってんだ?」と思っているのですが、Android端末であればAmazonアプリストアを利用することができます。

いや、Android端末だったらGoogle Play Storeが利用できるじゃないか
真っ当な思考ができればそうなるのですが、Google Play StoreにAmazonアプリストアというアプリがあります。このアプリを経由してAmazonアプリをダウンロードすることが可能になります。

Amazonコインを使用できるのは、Amazonアプリストアを経由してダウンロードされたものだけなので、ややこしいんですね。
AndroidでAmazonアプリをインストールする意義
ようやく本題に戻れますが、つまりAndroid端末の場合は、Amazonアプリを経由してインストールしたゲームであれば、Amazonコインを使用しての課金が可能ということになります。これがややこしい。
つまり、Amazonコインを課金に反映できるのは、Android端末かAmazonブランドのタブレットであるfire タブレットだけということになります。
「パソコン」に関しては、詳しい人なら再現は可能。iPhoneはエミュレート環境自体が脱獄が必要なので不可能。iOSのAppStoreのゲームをAndroid端末やAmazon OS端末に移行してからAmazonコインで課金することはできる(アプリによる)
Android環境に関してはPCがあればエミュレータで再現可能
本題は「Amazonコインが一番還元率がいい」という話ができればいいのですが、とにかく起動もできないのに話をしても仕方がないので渋々解説しています。

MacやPCなど、つまりパソコンがあればアンドロイドを起動する環境を作ることができます。俗にいうところの、「エミュレータ」というものですね。
エミュレータに関しては後述しますが、とにかくパソコンがあればAmazonアプリをダウンロードしてプレイが可能、ということにしておきます。この前提が欲しい。
iPhoneでAmazonコインを利用する
AppStoreでの課金は、Appleの仕様を通すことが必要になります。データ連携などしてOS間でもデータの引き継ぎは可能ですが、有償の課金アイテムを移動させることは基本的にはできません。
有償課金アイテムの対応に関してはアプリに依存している可能性もあるので一概には言えませんが、基本的にはできないと思っていた方がいいと思います。
Amazonコインを使用できる環境があれば引き継ぎはできる
データだけに関しては、FireタブレットやPCなどのエミュレータを利用すれば、Amazonアプリストアを経由してAmazonコインを使用することは可能です。
Amazonコインで購入した課金アイテムを使い切ってから、ゲームデータを再度移行などすればほとんどのケースでiPhoneでもAmazonコインを利用することはできる、と言えなくもない。
Amazonコインの還元率を考える

とりあえず、どのような環境下でもAmazonコインは利用することはできる、ということにしました。では、ここから課金時の還元率について考えていきたいと思います。
最初にまとめとして還元率についても簡単に触れましたが、比較対象を絞って情報をまとめていきます。
アプリ還元サイトを経由して課金する
先述の通り、アプリ課金はAppStoreを経由することが基本となります。しかし、ややイレギュラーな方法として「課金還元サイトを利用する」という方法があります。
アプリ還元サイトは大丈夫?
アプリ還元サイトは、ポイントサイトと構造はほとんど一緒です。つまり、自分のサイトを経由して課金してもらうことで、ストア側から還元サイトがアフィリエイト報酬(広告報酬)を受け取ります。この広告報酬の一部をユーザーにポイント還元することで、ユーザーも課金パーセンテージを受け取ることができます。

安全性に関してはポイントサイトと一緒ですが、安全とも言えるし安全ではないとも言えます。例えば、還元サイトの収入源が純粋にアフィリエイト広告ならいいのですが、サイトに人を集めて、集めた人の個人情報を利用することで収入にしているケースもないわけではありません。
基本的には、還元サイトからさらに別の広告に誘導するだけでも十分な収入になるので、個人情報の売買などはする必要がないと考えられるのですが、サイトの運営に関しては外からはわからないので、わからないことには下手に首を突っ込まない方が安全ではあります。
アプリ課金還元サイトはお得なのか?
お得ではないと言えます。いや、普通に定価でiTunesカードなどで課金するよりはお得です。ポイント還元されていますから。でも、普通に考えれば、この仕組みで還元サイトが利益を得る必要はStore側にもユーザー側にもありません。ただの広告収入の中抜きですから。
還元サイトのキャンペーンなどで一時的にポイント還元の値が良くても、基本的にはクレジットカードでポイント還元した方が安全ですし、いつでも消失する可能性のある還元サイトのポイントは所持しているだけでリスクとも言えます。すぐに現金化できるとしても、やはり将来性を考えるとメリットは薄いかと。
Amazonコインと比較した時のポイント
- 安全性はAmazonが母体のAmazonコインの方が優位
- 課金還元サイトの安全性はサイト次第
- 課金還元サイトのリスクは個人情報の漏洩と還元したポイントなどの消失
- 還元率はアフィリエイト報酬の中抜きなので高くはない
- Amazonコインの購入も手間ではあるが、還元サイトを経由したほうが面倒
iTunesカードのキャンペーンはお得か
一番取り組みやすい課金還元は「iTunesなどのストアカードのキャンペーンを利用する」ことです。これは、販売店舗とAppleやGoogleストアの販売促進なので、利益の中抜きが少ない。
基本的にストア側は将来的にアプリに落としてくれるお金なので多少安く販売しても将来的な利益の方が大きく、販売店舗は店舗に客が来れば十分広告効果があるのでメリットだと言えます。
Amazonコインとの比較
- Amazonコインと手間は同等(店舗で購入するなら買いに行くのは手間、出不精の私には選択肢にすらない)
- キャンペーン時期を見計らうのが面倒
- 基本的にはアプリストアの公式キャンペーンか店舗側の共同キャンペーンなので信頼性は抜群に高い
- ポイント失効や情報漏洩リスクは少ない
- ギフトカードは手元にあれば現金化しやすいのと、他のアプリに利用しやすいので汎用性は高い
キャリア決済キャンペーンはお得か
キャリア決済はキャンペーン自体の弾数が少なく、還元率はiTunesカードなどと同等なので微妙なところです。課金上限などもあるので、肝心なときに利用できないケースがあることもデメリットと言えます。
キャンペーン時には10%程度の還元率となります。
Amazonコインとの比較
- 最初の設定くらいでやることが少ない
- キャンペーンは稀で、かつアプリが対象になることを願うしかない
- キャリア系のポイントなどに還元された場合は、回線料金の支払いなどで消化しやすい
Amazonコインの還元率を調べる

基本的な情報として、Amazonコインは1コインあたり1円分としてゲーム内課金アイテムを購入できます。言い換えると、普通の値段で変えます。つまり、還元率を調べるにはAmazonコインがいくらで買えるのか、というのがポイントになります。
まず、Amazonコインの値段は変動します。購入時は、現在のコイン相場が適正かどうかを必ず確認してください。
2020年あたりのだいたいの相場
コイン数 | 販売価格 | 割引率 |
500コイン | 475円 | 5%OFF |
1,000コイン | 900円 | 10%OFF |
2,500コイン | 2,175円 | 13%OFF |
5,000コイン | 4,250円 | 15%OFF |
10,000コイン | 8,300円 | 17%OFF |
50,000コイン | 40,000円 | 20%OFF |
上記は複数サイトで確認した平時の販売価格です。

私が記事執筆したときは割高だったので、円相場やAmazonの業績・キャンペーンなどの影響はありそうです。最大で還元率が25%だったこともあるようです。
20%の還元率は、これまで紹介した購入方法の中でも「破格」になります。この情報を得てから「課金するならAmazonコイン」という通説が生まれるので、クレジットカードで楽して買うと罪悪感すら生まれます。
私のようにブログなんかを執筆していると、アフィリエイト報酬などでAmazonギフト券やポイントなどを報酬としていただいたりします。このアマギフなどを有効(無駄)活用する場合にもAmazonコインはお得だと考えられます。
Amazonコインのメリット・デメリット
Amazonコインの知っておきたいポイントをまとめておきます。
Amazonコインのお得なポイント
なんだか宣伝のようになってしまい恐縮ですが、実際にお得なAmazonコインのポイントを整理しておきます。
- 通常時でも還元率は最大級
- キャンペーン時にコインの買い溜めができる
- コインを蓄えておけば他のアプリの使用も可能
- 有効期限はない
- Amazonタブレットが端末としては破格の値段
- コイン購入を工夫してクレジットカードやポイントサイトでさらに還元率を高められる
我々のような日常的にゲームをする人間の場合、複数端末でのプレイは日常的に行われますが、Amazonコインの存在だけで、Amazon Fireタブレットを一台所有しておくのはソシャゲ界の常識とも言えます。
Amazonコインの注意したいところ
- Amaozonアプリストアに自分のプレイしたいゲームがない
- 端末のデータ移動が意外と面倒
- Amazonコインの最大還元率を狙うのはシビア
- Amazonコインを使用する専用端末が必要になる

根本的に、自分のプレイしているゲームがアプリストアにない可能性もあるのは最大の罠です。
慣れていないとデータ移動は面倒ですが、基本的にはSNSアカウント連携やディベロッパーの会員アカウントの入力くらいなので、慣れれば簡単に移行はできます。
Fireタブレットの所持は必須ではありませんが、価格が安いために「あっても損はしない」と思えるコスパの良さです。実際、端末数が増えるほどゲーム環境は快適になるため、個人的には購入をお勧めします。

課金しようと考えているくらいの方だから、端末購入代の1万円弱くらい、なんてことはないでしょう?
Amazonコインをさらにお得に買う方法
なんか怪しいサイトみたいだな。
Amazonコインでポイント還元を狙う

難しい話ではありません、購入方法を工夫するだけで、さらにポイント還元を狙えるというだけの話です。私のようなポイントで生活しているポイ活民としては、ポイント還元率というのは至極重要なことです。これを最大化しないと買い物できない「ポイント恐怖症」とも言える症状に陥ります。
基本的にAmazonコインを購入する方法も工夫することで、さらにポイント還元率を高めることができます。
例えば、会計方法をクレジットカードにすれば、クレジットカードのポイントをつけることができます。しかし、さらに間にAmazonギフト券を挟むことで還元率を高めることができます。
Amazonギフト券は、ギフト券自体が割引されることは稀ですが、Amazonのセールなどでポイントが付与されることがあります。特に、Amazon最大セールであるプライムデーやサイバーマンデーなどで購入すると、5%~10%までAmazonポイントで還元されたり、あるいはキャンペーンなどが併用されてキャッシュバックとなることがあります。
Amazonギフト券はセール時にまとめ買いしちゃうので、常に5万円くらいは手元にあるんですよね。このギフト券を消化するのに、ゲーム課金が捗ってしまうんですよね。
コインバックキャンペーンが併用される
コインバックとは
Amazonコインバックとは、コインバック対象アプリにて、アプリ内課金・有料アプリの購入を行うと、課金・購入金額に応じて一定額のAmazonコインが還元されるキャンペーンです。還元されたAmazonコインは次回のアプリ内課金・有料アプリの購入に利用できます。
例えば、10%コインバックのアプリで10,000円分のアプリ内課金アイテムを購入した場合、1,000コインが購入後すぐに還元されます。
という感じで、コインバック対象のアプリというものも存在します。課金する場合にはアプリが対象となっているか、還元率などをチェックする必要があります。
AmazonコインバックキャンペーンについてAmazonのセールをチェックする
例えば、2021年は6月21日にAmazon最大のセール、プライムデーとなります。私が確認した限りでは直接コインに還元されるようなキャンペーンの発表はまだありませんが、5,000円以上のギフト券購入で500ポイント還元されるキャンペーンや、ポイントアップキャンペーン、プライム会員限定のスタンプラリーなどで(少し手間は増えますが)普段よりも高いポイント還元が期待できます。(これはマジでお得)

Amazonポイントもコインのように使用できるようになっているのですね。

セールでも覗きがてら、Amazonポイント消費も考えて、ゲームも楽しみましょう!

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