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ヴァルキリーシリーズの関連キャラクター総合解説

このページでは、「ヴァルキリーアナトミアをプレイしていると、ふわっと過去作のキャラが登場して設定がわからず困る」という方(私)のために、過去作との関連や設定、アナトミアでのキャラクター情報などをまとめていきます。

盛大なネタバレです。

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閑話休題、おすすめゲームの話

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今は特に紹介したいものはないので崩壊スターレイルのリンクを置いておきます。

崩壊:スターレイル

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ヴァルキリーアナトミアでのキャラクターたち

まず、そもそもアナトミアと過去作の関連はどれほどなものなのでしょうか。過去作登場者について簡単におさらいしておきます。

ガチャで急に登場するパターン

ヴァルキリーアナトミアでは、キャラクターをプレイアブルにするためには、アーティファクトを献上したり、アーティファクトを献上したり、本当にたまにイベントやシナリオを進めることで仲間に入ったりします。

しろくまさん
しろくまさん

うん、でもほぼ入手経路はガチャだね

過去作の熱烈なファンから金を搾り取るマシーンと化しているスクエニ関連ゲームですが、残念なことに我々世代は小金を持ち合わせながらガチャにも躊躇しない悪い特性があるので、運営が手招くままに入金してしまうわけです。

きつね
きつね

おかげで、なんとか第二章追加までこぎつけました

というわけなので、大人しく課金してキャラを入手しましょう。

シリーズ登場者は概ねガチャ産

ほんの少し脱線してしまいましたが、ヴァルキリーシリーズの過去作キャラは、ほぼ課金キャラだと考えてもらっても差し支えありません。中には、「過去作には出ているけど、ほぼ別キャラ」というものも紛れていますが、その辺りも解説していこうかと思っています。

シリーズとは役割が異なるキャラクターたち

世界観については、また別記事でまとめている最中なのですが、キャラクターにおいては基本的には、「過去作とはキャラの関連はあるが、別の存在」といった感じです。

同一名でも共存する世界

わかりやすいのが、今作のロキの立ち位置ですが、かなりいいやつです。プロファイルではラスボスになったりしていましたが、今作でも重要な役割を担っています。ただ、そんなアナトミアロキが存在しながらも、「破壊神ロキ」がドラゴンオーブを手にして乱入したりします。

ぶちくま
ぶちくま

んー、なんか混乱しそう。。。

ぶっちゃけ、この辺りのサイドストーリーを気にしてストーリーを進めることはないので、「強いキャラ出たなー」くらいしか感じないのですが、アナトミアのストーリーもいいだけに、気になり始めると少し残念な気持ちにはなります。

コラボで世界観がグチャグチャ

私はソシャゲ慣れしていることもあって、強引にねじ込まれた他作品のキャラクターには耐性がついているのですが、中には嫌がる人も結構いると思います。

ぶちくま
ぶちくま

こんなの、わいの好きなレナスやないんじゃ!

ってくらい、レナスも人間味のあるコメントをしたり、漫才紙芝居に参加して突っ込んだりします。

作家の腕の見せ所

この辺りは、作家の腕の見せ所で、いかに世界観を活かしたキャラクター同士の絡みを演出するか、が大事だと思います。幸い、アナトミア陣営はキャラの動かし方が得意な作家がいらっしゃるようなので、どのイベントもそれなりに楽しんで見ることができています。

ぶちくま
ぶちくま

どんなコラボでも、キャラクターとの絡みを演出することを忘れないアナトミアの運営は好きです。

しろくまさん
しろくまさん

他のゲームだと、キャラ絵だけ出して世界観も何もないコメント残したり、設定に無理が出たりしてツッコミどころ満載、なんてことが多いからね。

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キャラクターの住まう世界について

今回、記事にまとめるに際して「どうしたらわかりやすいか」考えてみたのです。

オリジナルキャラクターはストーリー進行上大切

まず、アナトミアのオリジナルキャラクターについては別記事に投げ入れました。この記事の目的としては、「アナトミアプレイヤー」が、ある程度プレイした時に、よりアナトミアの世界を堪能できるような記事構成にしたいと考えました。

過去作との関連はそれほど重要ではないから

先にも書きましたが、過去作とアナトミアの世界は、基本的には「別世界」です。関連性はかなり強いので、基礎知識としてこれまでのヴァルキリーシリーズについて知ることは、アナトミアを楽しむ上でも重要です。というか、私が知りたいと感じたくらいですから。

ぶちくま
ぶちくま

でも、アナトミア部分はネタバレしても、過去作のネタバレを歓迎しない方は結構いそう。アナトミアで興味を持って、プロファイルやシルメリアのリメイク楽しみたい、ってのは私もそう感じるしね。

というわけで、アナトミアのオリジナルキャラクターだけ知りたい方のために、別記事にまとめましたので、そちらもご覧ください。

ヴァルキリーアナトミアのオリジナルキャラ情報まとめ
ストーリーを進めていくと「あれ、お前誰だっけ」と思うことが度々あったので、キャラクターの基本情報をまとめていきます。 プロフィールなどが中心となる、「ストーリー読解のうえで必要な情報」をまとめています。ステータスなどの個別情報は別途まとめて...

設定上の住み分けをおさらい

というわけで、ここからは過去作登場キャラの、アナトミアの関連にも触れていく所存です。まず、シリーズを通して、北欧神話を原話に世界を構成していることもあり、キャラが住まう世界もそれぞれです。

  • アスガルド(神界、基本的にはアース神族の世界)
  • ヴァナヘイム(ヴァン親族の世界)
  • ミッドガルド(人間界)
  • ヘルヘイム・ニブルヘイム(死者の国)
  • ムスペルヘイム(巨人族の国、スルトと炎の国)
  • ヨトゥンヘイム(巨人族の国、ヨトゥンと霜の国)

北欧神話的には、世界は9つの国に別れているのですが、少しややこしくなるので、アナトミアでは「神の国」と「人間の国」、そして「死者の国」あたりがフィーチャーされています。

アスガルド

アスガルドは、アース神族が住む世界です。また、死の定めを持ったエインフェリアたちが連れてこられる世界でもあります。地上とも繋がりがあるのが北欧神話的な解釈で、地上からアスガルドに向かうためには、「虹の橋(ビフレスト)」を渡る必要があります。

ぶちくま
ぶちくま

そういえば、神界転送には「虹の鍵」が必要なのはこの辺りの繋がりなんですね

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ヴァルキリー3姉妹

  • 長女 ウルズ=アーリィ
  • 二女 ヴェルダンディ=レナス
  • 三女 スクルズ=シルメリア

ちなみに、後述ありますが、ウルズ、ヴェリダンディ、スクルズというのは、原典の北欧神話では「運命の女神」の3姉妹の名前になります。

ぶちくま
ぶちくま

運命の女神って、ノルンじゃなかった?

レナス・ヴァルキュリア

レナス、ヴァルキリーアナトミアのキャラ

ヴァルキリープロファイルの主人公であり、スマホアプリ「ヴァルキリーアナトミア」でも主人公となってエインフェリアを探す大事な役割を担う。

過去作品のレナス

本作の主人公。運命の三女神の次女。神族であるため年齢は不詳だが、人間に換算すると23歳。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴァルキリープロファイル

長い銀色の髪を持ち、蒼穹の鎧をまとった戦乙女(ヴァルキリー)。神格は第六級相当であり、三姉妹の中で最も神格が高い。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴァルキリープロファイル

運命の三女神は神族の中でも特殊な存在であり、普段は人間として暮らすが、ときが来るとオーディンに選ばれた1人が人間から転生し神族になり、任務を終えると再び転生し人間の生活へと戻る。これは互いに接点のない神と人間の橋渡しをするために必要な資質であり、それゆえに三女神は強さと優しさの二面性を兼ね備え、同時に危うい精神構造も持つ。ただし現在のレナスはラグナロクに関わる選定を確実に遂行させるために人間としての記憶を封じられており、レナス本人はこのことを知らない。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴァルキリープロファイル

冷淡に振る舞う様子が目立つが、人間の頃の記憶を取り戻し感情が表に出ることも。

アナトミアにおけるレナス

基本的には淡々とエインフェリアと任務をこなす監督役。なのだが、第1章後半より、自分の存在に疑問を持ち始める。グルヴェイグの策略により、心を許し始めたジークフリートと戦い、「ラグナロク」発動のためのキーとなる。世界のあり方を決める重要な役割。

ぶちくま
ぶちくま

これまでのヴァルキリーシリーズでも「アイデンティティ」や「人間のあり方」に揺れる存在、みたいなテーマがあったけど、その部分はしっかりと引き継いて楽しめるストーリーになってます。ヴァルキリーシリーズを知らない人でも、これまでの過去作品や「北欧神話」が気になる良作。

プラチナ

プラチナは、プロファイル1に出てきた少女です。ルシオの幼馴染で、物語の確認に迫る大事な役割を担います。

物語のプロローグに登場する少女。ルシオの幼馴染。貧しい寒村のコリアンドル村で、実の両親から虐げられて育つ。身売りされそうになりルシオと逃避行するが、鈴蘭の草原で死亡する。プラチナというのは「髪が珍しい白銀色をしていたから」という理由で付けられた名前。ルシオは同じ髪の色を持つレナスにプラチナの面影を重ね、レナスの正体を知ろうとする。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴァルキリープロファイル

アーリィ・ヴァルキュリア

アーリィ、ヴァルキリーアナトミアのキャラ

過去作品でのアーリィ

悪役らしい悪役感を漂わすアーリィ姉さん。過去作よりその傾向は強く、一方で悪役しすぎて小物感すら出ている。

運命の三女神の長女。長い黒髪を持ち、漆黒の鎧をまとう戦乙女。三女神の中で最も神に近い性格。かつてアリューゼやメルティーナの前世を従えたヴァルキリーである。オーディンに絶対の忠誠を誓い、オーディンの命令を忠実に実行していく。エインフェリア達には神への従属を強要しており、逆らうものは容赦なく処刑していく。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴァルキリープロファイル

レオーネ

旅の途中で出会う女剣士。傭兵だが現在はトレジャーハンターで生計を立てている。外見上は25歳。気立ての良い性格だが謎めいた一面もあり、シルメリアからは心を許せない相手であると評されているが、旅のなかでアリーシャにとって姉のような存在になっていく。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴァルキリープロファイル

アナトミアでのアーリィ

漆黒の髪と鎧を身に着けた戦乙女。彼女がいつ、どこから来たのかは不明である

というわけで、何かといじられがちなアーリィ姉さんは、アナトミアでもしっかりいじられています。サイドストーリーなんかではある種ひょうきんな一面を見せてくれるので必見です。

終焉の裁定者アーリィ

漆黒の翼を持つ戦乙女。オーディンの加護を受けており、底知れぬ力を身に宿す。彼女がいつ、どこから来たのかは不明である。

この辺りで、アーリィは「別世界」のヴァルキリーということになっていることがわかります。別世界というと、プロファイルの世界ということになりそうですし、オーディンの加護を受けていることからも、関係性で言えばやはりプロファイルの世界でしょう。ただ、白麗や黒曜あたりの関係性を深掘りしていくとなると、さらに別の思惑が期待できるような気もしています。

水着アーリィ

さらには、水着になっているアーリィが拝めるのは、アナトミアだけ!

シルメリア・ヴァルキュリア

シルメリア・アリーシャ、ヴァルキリー アナトミアのキャラクター
シルメリア、ではなくアリーシャ

過去作品でのシルメリア

運命の三女神の三女。J・D・ウォルスからは「浅葱色の戦乙女」と呼ばれている戦乙女。三女神の中では一番人間に近い考え方をする。過去に不死者王ブラムスと何らかの関わりがあり、現在その魂は水晶に封印され、ブラムスの手元に置かれている。

アナトミアでのシルメリア

アリーシャについては別記事があります。

絶対にアリーシャ引けると予感してガチャに挑んだ結果
ヴァルキリーアナトミアでガチャ必勝する方法についてまとめました。まぁ結局、気持ちの問題なんですけどね。ガチャ最新情報と爆死画像を貼り続けていきます。

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神界の人々

私の記憶では過去作品の説明が不十分なので、ほぼWikipediaの内容を引用しています。また、アナトミアに関してはゲーム内のプロフィールを補足する形で説明しています。

ぶちくま
ぶちくま

情報はアナトミアの攻略が進んだりした時に随時更新していく所存です!

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴァルキリープロファイル

オーディン

過去作でのオーディン

アース神族の最高神。ラグナロクに備えレナスをミッドガルドに送る。戦士として優れた力量を持ち、策略を用いることを好む謀略家でもある。

神は存在自体が完全体であり、生まれたときから成長することが無い。逆に人間は非常に不安定な存在であるが、成長し自らを変えていく力を持つ。人間とエルフ(神の器)の間に生まれたハーフエルフだった彼は、最初は神々の中でもかなり下位に位置する力の弱い神だったが、人間の「成長する力」によって最終的に全ての神々を凌駕し、四宝の1つであるグングニルを所有するに至る。

アナトミアでのオーディン

アース神族の最高神。戦乙女レナス・ヴァルキュリアを目覚めさせ、ヴァルハラにて、アース神族の再建を目指している。

アナトミアにおいては、ゼフィロスに育てられた「繰り返す世界」の最弱の王。エルフと人間とのハーフブリードであるが、これまでの世界の中でも最も人間らしい感情を持っている。

アナトミアはアース神族復興の物語

まず、表面上ではアース神族の長である「オーディン」が、アース神族の復興を目指して、レナスに指令を出しながら戦力となるエインフェリアをかき集めるのが物語の主軸です。

ぶちくま
ぶちくま

ぶっちゃけ、この設定も途中で忘れてました。

ハーフブリード

先述の通り、オーディンはエルフと人のハーフブリードです。今作では、この設定が強く強調されており、物語に「変化」をつける重要な要素となりました。設定上、ハーフブリードであることで、肉体が変化し、「長くは生きられない」ニュアンスがほのめかされたこともあります。

しろくまさん
しろくまさん

第二章に向けても重要な役割を持っているのはあきらか。今後の展開が楽しみです。

知恵の泉

そういえば、北欧神話でのオーディンは、ユグドラシルの根本にあるミーミルの泉の水を飲むことで全知全能となったわけですが、この際に代価として片方の眼球を巨人ミーミルに求められる、というくだりがあります。

ぶちくま
ぶちくま

物語終盤で、このシーンが再現されるわけですが、間違いなく名シーンのひとつ。

フギンとムニン

ひとまとめにしてしまいましたが。ワタリガラスのフギンとムニンです。

ぶちくま
ぶちくま

ちなみに真面目な女の子風が「フギン」で、ちゃらんぽらんな男の子が「ムニン」です。不埒なフギンと無責任のムニンで覚えましょう。

案内役としても重要ですが、ムニンとレナスの掛け合いもアナトミアの楽しいところですね。

北欧神話のフギンとムニン

  • フギンは「思考」
  • ムニンは「記憶」

オーディンへの情報を集めるために、ワタリガラスとして世界を飛び回る。

アナトミアのフギンとムニン

オーディンの使い、オーディンの目として世界を見て回っている。ムニンはレナスのお供としてストーリーに同行する。ほぼ何もしないが、それをレナスに指摘されたりして楽しく旅を続けている。

オーディンの目

あえて語るまでもないですが、フギンとムニンはオーディンの目として世界を飛び回っています。その情報はオーディンと共有されています。

フレイ

過去作品のフレイ

アース神族の第二級神で豊穣の女神。人間に換算すると26歳。神界の動向やオーディンの意思をレナスに伝える役割も担っている。主神オーディンに絶対の忠誠を誓い、また深く愛しているが、神ゆえの傲慢さで人間には全くの無慈悲であり、エインフェリアのことも戦争の道具程度にしか思っていない。

フレイア

過去作品のフレイア

アース神族の第二級神で豊穣の女神。人間に換算すると26歳。神界の動向やオーディンの意思をレナスに伝える役割も担っている。主神オーディンに絶対の忠誠を誓い、また深く愛しているが、神ゆえの傲慢さで人間には全くの無慈悲であり、エインフェリアのことも戦争の道具程度にしか思っていない。

ノルン

北欧神話のノルン

北欧神話では、多数存在する「運命の女神」であるが、通常は巨人族3姉妹であるウルズ、ヴェルザンディ、スクルドのことを指す。この辺りは原文解釈の問題もあるが、とにかくたくさんの文献に登場する。

アナトミアのノルン

未来や過去を見る能力を持つ運命の女神。完全に力が覚醒しておらず、自由に見ることができないだけでなく、覚醒前の人格が現れることがある。

筆者がアナトミアを辞めるきっかけとなった悪名高きイベント「ノルン争奪戦」後、オーディンメダルで交換できる人気キャラとしてその名を轟かす。

フレイかと思った

ネット上の意見でも散見してますが、初登場時は「あれ、フレイきちゃった?」となった方も多いはず。キャラの性格的にはフレイの真逆をいって純情派ですが、まぁノルン可愛いからなんでもいいか、と妙に納得するところであります。ちなみに、関連としては後述する「フレイア」と結びつきが強い発言がフレイお姉さんから飛び出しています。

ロキ

過去作品のロキ

アース神族とヴァン神族との間に生まれた下級神。その生まれのためにどちらの神族からも蔑まれてきたが、オーディンに招かれアース神族側に付く。

ヴァルキリープロファイル1ではかなり重要な役割を担っていたロキ。ラグナロクを引き起こす暴れっぷりでしたが、暴れていたのは部下というのは内緒。

北欧神話のロキ

ちなみに、北欧神話のロキも暴れん坊です。ロキ、というのは「終わらせるもの」という意味であり、実際にラグナロクでも大暴れすることになります。いたずら好きということで、その行いは褒められたものではないにせよ、北欧神話読者にはファンも多いとかどうとか。

アナトミアのロキ

戦艦都市アスクエムブラで行き場のないハーフブリードをまとめる炎の神。レナスと出会ったとき、既に神として覚醒していた。

ここでは、神にいる頃のロキについて書きますが、第二章以降はロキは重要な役割になるので、第二章のロキは人間界に別項設けました。

戦艦都市アスクエムブラ

シスター・レニと一緒に、人間に迫害されるハーフブリードを救うため世界を回っています。かなり人間側に近い意見を持ち、自らも「人間」と語るようになっています。レニの与えた影響はかなり大きく、その後のロキの行動指針となっています。

ちなみに、アスクエムブラとは神話でいう「アダムのイブ」の意味で、最初の人間たちを指す。北欧神話においては「アスクとエムブラ」という言葉になります。

ゼフィロス

このネタバレは重要ですが、読んでいる人はストーリー体験済みと願っております。

北欧神話のゼフィロス

おそらく「ゼピュロス」のことかと思いますが、ゼピュロスは西風の神です。温和な性格で、春の訪れを告げる豊穣の風。ただ、女性関係には一波乱あり、浮き名を流す存在だったりもします。

アナトミアのゼフィロス

これまで何度となく世界を創り変えている創造神。老人の姿でオーディンの傍に仕えていたが、裏で配下であるグルヴェイグを動かし暗躍していた。

オーディンの育ての親、現在は執事。アナトミアではただのチュートリアル役かと思いきや、物語の主要な役割を担う様子を見せず、第1章後半にて本性を現す。ラインの黄金を手にした世界の創造主。竜族(リンド竜)とドワーフのハーフブリード。

ソー

北欧神話のトール

北欧神話では「トール」が一般的なので。戦神として名高い雷神トールで、基本的には「神界最強」キャラです。ミョルニルという槌をかざしている立ち姿は、他のゲームなんかでもよく登場しますね。ちなみに、ロキと悪友だったりして悪さをしているソーは大人気だったりする。

しろくまさん
しろくまさん

ちなみに、トールの呼び名には「轟くもの」というものがあり、ストーリーの轟く雷はここにかけていると推測されます。

アナトミアの雷神ソー

かつては神界最強の雷神と恐れられ自信家で傲慢な神であったが、人間界に転生してから、人間らしい心を持つようになった

「轟く雷」にて召集される。ストーリーが良いものの、「王様ってそんなに子育てに干渉するものかい?」と少し疑問に思ったところも。とはいえ、かなり良き王様で、ソー自身も良き王子であったことから、良イベントとして太鼓判を押している。

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冥界(ニヴルヘイム)

正確に書けば、神界と言われる第一層、人間たちがすむ第二層、それより下にあるとされる第三層における「氷の国」がニヴルヘイムです。死者の国は「ヘルヘイム」、「炎の国」がムスペルヘイムといいます。

ヘル

ニヴルヘイムと不死者を治める冥界の女王。「ヘル・サーヴァント」といった不気味な姿のモンスターをミッドガルドに送り込んでくる。

アナトミアでは、冥界の女王としての椅子がありながら、実態は空席。ヴォークリンデと名付けられた、「レナス」と同質の存在が鎮座している。

ヴォーグリンデ

ヘルとして君臨するが、実質はゼフィロスが創る世界の根源的存在。元はライン川の黄金を守る3姉妹のうちの一人。ゼフィロスが黄金を手にするために近づく。唯一、ゼフィロスが一瞬の気を迷わせた存在。

グルヴェイグ

北欧神話におけるグルヴェイグ

グルヴェイググッルヴェイグとも。Gullveig)は北欧神話に登場する、おそらくはヴァン神族の一員の女神である。その名前は「黄金の力」を意味する。アース神族達によって体を槍で貫かれ、また3回焼かれたが、そのたびに蘇った。これを神々が何度繰り返してもグルヴェイグを殺すことができなかったという。グルヴェイグがアース神族から傷つけられたこと、あるいはグルヴェイグの魔法によりアース神族が侮辱されたことから、アース神族とヴァン神族との間で抗争が始まった。

ちなみに、グルヴェイグの正体は女神フレイヤであるというのが一般的な見方となっています。ヴァルキリーシリーズではそこまで詳しい設定は出てきていない(はず)。

アナトミアでのグルヴェイグ

アナトミアにおいては、人間界に攻撃を仕掛けたり、ジークフリードを使ってレナスを唆したりと、ある種原話の北欧神話のように「争いの火種」を撒く役割を果たしている。第1章の最後はもっと丁寧に描かれてもいいので、アナザーストーリーを待つ。

ヨトゥン

巨人族。アナトミアでは飄々とした少年のようですが、ストーリー後半ではグルヴェイグと手を組んだり組まなかったり、ゼフィロスを裏切ろうと画策したりしなかったりします。

北欧神話のヨトゥン

ヨトゥンは霜の巨人と言われ、アース神族ともヴァン神族とも敵対した立場にあるとされています。アナトミアでも出てきますが、最初に生まれたとされる神、ブーリの血統に関するとされています。ブーリの子であるボルとヨトゥンの娘ベストラの3人の息子に、オーディンがいます。

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人間界のキャラクター

アナトミアでは、人間界はいくつかの国が争っており、特にトラキシア帝国の力が強大でした。以下に3国あげましたが、さらに細かく小競り合いがあったりします。

  • トラキシア帝国
  • キプリス王国
  • ブルネリア公国

シャイロ2世(アンジェロ)

トラキシア帝国の王。アナトミアでは、前王シャイロの陰謀からことは始まる。シャイロは壊れゆく父(先王)を目の当たりにしたことで、神々に恨みを抱くように。

帝国の技術により若さを保ち、第二部でも若い。

アリス

神殺しの槍。漆黒のヴァルキュリア。不完全な肉体ゆえに、体の一部が醜く変化する。

第1章最後に「ヴァルキリー」と名乗るように。オーディンには鼻で笑われる。

ロキ

第二部より、トラキシア帝国特務師団「神殺しの槍」団長。

ルミル

トラキシア帝国特務師団の団員。ハーフブリード。楽観的で奔放な性格。

ロイド

トラキシア帝国特務師団「神殺しのやり」団員。真面目で頭が硬い。やはりハーフブリード。

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シリーズ過去作品とのコラボキャラ

プロファイル

アリューゼ

重戦士。26歳。生前はアルトリアを中心に活動する、非常に腕利きの傭兵であった。

身の丈ほどの大剣を操る歴戦の強者。アルトリアを中心に活動する傭兵で恵まれた才能と努力によって培われた剣技は、比類なき強さを誇る。殺戮を繰り返す日々に自分の居場所を見出していたが、天真爛漫な王女ジェラードとの出会いにより、心境に変化が訪れていたが―。

ジェラード

魔術師。14歳。生前はアルトリア国王の一人娘で唯一の王位継承者であった。父王をこき下ろしたアリューゼに仕返しをしようと企むが、その過程で逆にアリューゼに心を許していく。しかし、奸臣であるロンベルトの策略により命を落とし、エインフェリアとなる。

わがままでおてんばなアルトリア王国の姫君。父を侮辱したアリューゼへの仕返しを計画するが、そこを敵国のスパイに付け込まれ、政治的手駒として命までも利用されてしまう。

ガノッサ

魔術師。68歳。生前はヴィルノアの軍師であった。

「原初の秘法」と呼ばれる魔法以外の技術を用いて、ヴィルノアを一大軍事大国へと押し上げた。神を凌駕する手段として竜宝玉(ドラゴンオーブ)を狙ったが、その事でオーディンやレナスの注意を引いてしまう。性格的にはとてもエインフェリアたる資格を持ち合わせてはいないが、状況が切迫していることとドラゴンオーブがミッドガルドから持ち出されたことをエインフェリア達に露見させないようにするため、オーディンからエインフェリアとして迎える命がレナスに下る。竜宝玉を狙う真の目的は不老不死である。

ロレンタ

魔術師。36歳。生前はフレンスブルグ魔術学院の学院長であった。

責任感が強く厳格な一面もあるが、理知的で協調的、根は温和な性格。魔術師としても教師としても優秀だったが、目をかけた優秀な教え子であるレザードやメルティーナからは疎まれていた。不運にもレザードの策略に利用される事になり、グールパウダーで凶暴化した夫の手で殺される形で命を落とし、死後エインフェリアとなる。

メルティーナ

魔術師。23歳。ロレンタの教え子で、学園をトップで卒業した天才魔術師であったが、エゴイストかつナルシストを自認し、派手好きでもある。

レザード・ヴァレス

魔術師。24歳。残虐なエゴイストであり、変態という言葉はレザードのためにあるって幼い頃に教わったよ。

賢者の石をもち、錬金術師と死霊術士(ネクロマンサー)という二足の草鞋を履きこなす。神々でも扱いきれるのはオーディンのみという「失伝した呪(ロスト・ミスティック)」すら使いこなす強大な魔力を持ち、神々の力を得るために禁断の魔術に手を染める狂気の魔術師である。

かつてはフレンスブルグの学院に在籍していた際にはメルティーナと級友で、ロレンタを師に持っていたが学院を追放された。レナス・ヴァルキュリアに偏執的な愛情を抱いており、「人間としてのレナス」にこだわっている。そのため、エルフを使って彼女に瓜二つのホムンクルスを大量に作りだし、研究に使っている。

ブラムス

ブラムスが好きなプロファイルファンは多い。私はあまりプロファイルは覚えていないのですが「ブラムスは強い」ということはしっかり覚えています。

かつてアース神族と戦った不死者の王(ノーライフキング)。シルメリアの精神を手中に収めている。オーディンとは正反対に正面から解決するタイプであり、性格も非常に潔く公明正大。その実力はオーディンすらも凌駕するらしく、かつてはアーリィとも壮絶な対決をしている。

エイミ

槍闘士。25歳。冒険者で、カシェルとグレイとは生前からの冒険者仲間である。体内に竜紅玉を持っており、巨大なドラゴンに変化する力を持つ。ドラゴン変化をしすぎると次第に自意識が侵食されていくという副作用があるが、本人はそれに気づいていない。

穿紅の竜戦士エイミ

アーリィに付き従う異なる世界のエイミ。ドラゴンに変身する力を持つ比類なき槍の使い手。

いわゆる、アーリィ堕ちしているキャラクター。この辺りのストーリーを読み解くと闇落ちセナ・アルフィオと敵対したアーリィ陣営、という構図が見えてきます。

ぶちくま
ぶちくま

これ、ちゃんと解決するんだよね?

ルシオ

剣士。19歳。生前はジェラベルンの貧民街に住んでいるスリグループの一員であった少年。

あるとき仲間の一人が貴族の財布に手を出してしまったことをきっかけに、貧民街が焼き討ちに遭い、その際に仲間を守るために命を落としてエインフェリアとなる。コリアンドル村の出身で、幼馴染にレナスと同じ銀髪のプラチナという少女がいた。プラチナは早くに死去しているが、エインフェリアとしてレナスと出逢った際、レナスにその面影を重ねている。

詩帆(シホ)

魔術師。21歳。盲目の歌姫。物静かで、あまり感情を表に出さない。視力と引き換えに他者を魅了する歌声を持ち、生まれたときから歌姫となることを宿命付けられていた。

蘇芳(スオウ)

侍。24歳。生前は倭国の戦闘集団「百鬼衆」の一員であった。

強い精神力と高い戦闘力を持ち、「百鬼衆」の中でも敏腕でかつ情け深い人物で、信念に生きる忠義の侍。他の百鬼衆たちと同じ鎧をまとい同じ骸骨のような仮面を被っているが、その下には人間の若い男性の素顔がある。生前のある日、無敵を誇っていた狂戦士部隊を打ち破ることに成功した際に、その奥で詩帆を発見して保護するが隊長に斬り捨てられてしまい[34]、自分の信じるものに初めて疑問を抱く。その後「村人に紛れた敵工作兵の殲滅」という名目である村を焼き討ちにする任務中、家族を守ろうとする青年を見て自らの本望に気づき、死してエインフェリアとなる。

スルト

プロファイルのBエンディングルートのラスボス。

ヴァン神族の長でヨツンヘイム宮殿に構えている。炎を操る能力を持ち、炎の魔法を多用してくる。北欧神話を扱うフィクションでは、スルトが持つとされる炎の剣はレヴァンテインと同一視されることが多いが、本作の中では四宝である魔剣レヴァンテインは邪竜ブラッド・ヴェインに飲み込まれているために所有しておらず、またレヴァンテインに炎に関する能力は一切無い。

Aエンディングルートではロキとの密談で彼の協力を拒んだ為、殺害される。

夢瑠(ユメル)

魔術師。16歳。倭国近辺に生息する人魚と人間のハーフ。

明るく元気な少女。父親は倭国の将軍であり、夢瑠が生まれたことで将軍が和平に努めるようになり戦争は終わったが、人魚の間では人間や人間に関わる者を迫害する意識が根強く残り、母親の人魚は迫害の中で死んでしまう。拠り所を失って父親を探しに地上に出てくるが、父親も既に死んでいたと知る。混血であるため人間の姿と人魚の姿を自由に使い分けることができ、戦闘中では魔法を使うときのみ人魚の姿になる。

シルメリア

ルーファス

世界を気ままに旅する弓闘士の青年。外見上は24歳。ディパンに向かう途中、アリーシャと出会う。

レザード・ヴァレス

ディパンの三賢者の元で魔道の研究を行う新人研究者。クラスは魔導士。正義感の強い性格で、物語の序盤でアリーシャ達の窮地を救い、それ以降一行に同行する。

ディラン / ブラムス

150年前にディパンに仕えていた兵士。28歳。クラスは重戦士。その正体はブラムスであり、不死者の中で最も強い力を持ち、不死者王と呼ばれる。

過去にとある理由でオーディンが人間を道具としか思っていないことを知ったため、不死者になる前から何度もオーディンと戦っていた。オーディンによって、自らの魂が地上に納めるドラゴンオーブの代用品にされかかった所をシルメリアに救われる。オーディンを討つ機会を伺っていたが、幾度も危機から救ってもらった恩義もあり、シルメリアとアリーシャに協力する。

咎を背負う者

ウィルフレド

「咎を背負う者」の主人公。愛称は「ウィル」。7年前に父・セオドールが戦死してエインフェリアに選定された結果、一家は困窮を極め、後に妹・エルシーは死亡、そのショックから母は記憶退行を起こし、ウィルフレドの家庭は完全に崩壊してしまった。発端となった戦乙女のことを死神と恨み、復讐心を募らせる。戦乙女がエインフェリアに選定する際に残る“羽”を持つ。本来の性格は優しく直向きだが、復讐の事もあって上手く表に出せない。冥界の女王・ヘルと契約して、戦乙女と神々を倒す力を蓄えるため、エーリスと一緒に戦場を巡ることになる。

エーリス / ガルム

ヘルよりウィルフレドを補佐する為に遣わされた謎の美女。普段は使用人の姿をしている。姿を消しつつ、常にウィルフレドの傍に仕え、彼に様々な助言を与える。温厚で気品ある印象だが、どこか影がある。正体はニブルヘイムの魔獣である「ガルム」。

トライエース

ガブリエ・セレスタ

クリア後の裏ステージであるセラフィックゲートの中ボス。力の大半を分身であるイセリア・クイーンに奪われた。トライエース作品の隠しダンジョンにおいてはお馴染みのボスキャラクター。

イセリア・クイーン

セラフィックゲートの最終ボス。ガブリエ・セレスタと同じく、トライエース作品ではお馴染みのボスキャラクター。

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コメント

  1. buchikuma-info より:

    「シリーズ ハンター ハンター シリーズ」に関する最新情報です。

    MSIとカプコンは、「モンスターハンター」シリーズの20周年を記念してコラボレーション製品を発表しました。この製品は、MSIのゲーミングPCやモニター、マザーボード、グラフィックスカード、水冷CPUクーラー、PCケース、ゲーミングコントローラなどのラインアップで展開されます。製品のデザインには、「モンスターハンター」シリーズの象徴であるリオレウスのイメージが取り入れられており、魅力的なコラボレーション製品となっています。

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000845.000053749.html

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