残虹は、単純に「新しく追加された呪属性アタッカー」と見るより、濁燃と継続ダメージをチーム単位で強く使うためのメインアタッカーとして見ると分かりやすいキャラクターです。
Ver.1.3で実装された残虹は、現実形態と幻境形態を切り替えながら戦い、自前の継続ダメージ「心蝕」「毒炎」を付与します。さらに、敵に付いた継続ダメージを周囲へ拡散し、異能連環「濁燃」を最大3スタックまで扱えるようにする点が大きな特徴です。
この記事では、2026年8月20日時点のVer.1.3情報を基準に、残虹の評価、性能、スキルの仕組み、基本的な使い方を整理します。実装直後のため、秒単位の最適ローテーションや最終的なDPS評価は今後の検証で変わる可能性があります。
残虹の評価|濁燃と継続ダメージ編成を作り替えるメインアタッカー
残虹の評価で最も重要なのは、本人の攻撃倍率だけではありません。濁燃を最大3スタック化し、継続ダメージの付与と拡散をチーム全体の火力へつなげられることが、Ver.1.3時点での大きな価値です。
| 評価項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な役割 | 呪異能のメインアタッカー/継続ダメージ |
| 強み | 心蝕・毒炎、DoT拡散、濁燃3スタック化、二段EX |
| 得意な戦闘 | HPが多い敵、複数敵、継続ダメージを重ねやすい戦闘 |
| 注意点 | 強化スキルから幻境、EXまで一連の流れを完走したいので出場時間は長め |
| 無凸評価 | 基本システムは無凸から成立。覚醒で操作性や役割が拡張される |
仕様から考えると、残虹は「既存キャラを全部押しのける新アタッカー」というより、早霧やレクイエム、ダフォディールなど、すでに濁燃や継続ダメージへ関わっていたキャラの価値まで動かすタイプです。手持ちが噛み合うほど、残虹本人以上に編成全体の仕組みが変わります。
残虹の基本性能
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レア度 | Sランク |
| 異能 | 呪 |
| 適合弧盤 | 気体 |
| 戦闘役割 | ダメージ |
| 主な火力 | 通常攻撃、強化バイレール、継続ダメージ、EXレール終結 |
| 限定ボード期間 | 2026年8月19日アップデート後~9月9日06:59(JST) |
残虹の性能を追うと数字が多くなりますが、まず覚えたいのは次の4点です。
| 中核要素 | 役割 |
|---|---|
| 心蝕 | 自前で付与する継続ダメージ。現在確認できる掲載値では30秒持続、最大10スタック |
| 継続ダメージ拡散 | 幻境形態の通常攻撃で、対象に付いた継続ダメージを最大4種類まで周囲へ拡散 |
| 濁燃強化 | 濁燃を最大3スタック可能にし、継続ダメージ付与を追加濁燃へつなげる |
| 二段EX | 「血宴の夢路」から強化「灰燼の狂舞」へつなぎ、毒炎も追加する |
DoTは「Damage over Time」の略で、一定時間ごとに発生する継続ダメージを指します。残虹では心蝕や毒炎だけでなく、味方が付与した継続ダメージまで拡散できるため、DoTを「本人だけの追加ダメージ」ではなく「編成資産」として扱えるのが特徴です。
DoT、濁燃、覆紋などの用語を先に整理したい場合は、NTEのDoT・濁燃・覆紋など戦闘システム解説で詳しくまとめる予定です。
残虹の強いところ
濁燃を最大3スタックまで扱える
残虹のパッシブ「暮れゆく残陽」は、濁燃を最大3スタックまで重ねられるようにします。さらに、濁燃状態の敵へチームが継続ダメージを新しく付与すると、残虹が追加で濁燃を付与します。
ここが残虹の本体に近い部分です。自分が殴って強いだけではなく、味方が継続ダメージを増やす行動そのものを、濁燃の追加へ変換できるため、チーム全体の設計に影響します。
複数の継続ダメージを周囲へ拡散できる
幻境形態の通常攻撃「夢魔の舞」は、命中時に心蝕を付与しながら、対象へ付いている継続ダメージを最大4種類まで周囲へ拡散できます。
そのため、敵が複数いる場面では「1体へ準備した継続ダメージを、そのまま周囲へ広げる」という動きが可能です。短時間で消える雑魚より、ある程度HPがあり、継続ダメージを走らせる時間を取れる敵の方が仕組みを活かしやすいでしょう。
強化離魂錯から二段EXへつなげられる
幻境終了の3秒前から強化「離魂錯」を発動でき、成功すると特殊EX「血宴の夢路」が解放されます。「血宴の夢路」の後は5秒以内なら、終結エネルギーを追加消費せずに強化「灰燼の狂舞」へつなげられます。
血宴の夢路では心蝕とは別の継続ダメージ「毒炎」も付与します。残虹は通常攻撃、継続ダメージ、追加攻撃、濁燃を別々に考えるより、一連のローテーションで複数のダメージ源を並行させるキャラと考える方が理解しやすいです。
戦闘開始時から異能連環を動かしやすい
「深紅の幻景」により、戦闘開始時に残虹の連環値が100になり、編成中は自身の連環パワーも+100されます。長期戦向けの継続ダメージキャラでありながら、初動から異能連環へ参加しやすい設計です。
残虹の弱いところ・使う前に知りたい注意点
火力を出すまでに一連の手順がある
残虹は通常攻撃から強化「緋影閃」を作り、幻境で攻撃し、終了直前に強化「離魂錯」、さらにEXへつなげる流れを持ちます。ボタン1つで瞬間火力を出すタイプではありません。
雑魚がすぐ倒れる場面では、心蝕や毒炎、濁燃を整える前に戦闘が終わることもあります。短い戦闘では、仕組みの豪華さに対して回収時間が足りないことがあります。
メイン運用では出場時間が長め
幻境は8秒持続し、その終盤に強化離魂錯を使いたいため、残虹へ交代した後はある程度まとまった時間を渡したいキャラクターです。
残虹の途中でサポーターへ細かく交代するより、先にバフや継続ダメージを置いてから残虹のターンをまとめて取る方が、現在確認できるスキル構造には合っています。
編成資産によって評価が変わりやすい
残虹の濁燃強化は強力ですが、継続ダメージを追加できる味方がいるほど価値が増します。残虹だけ確保しても、編成全体が自動的に完成するわけではありません。
一方で、すでに早霧やレクイエムなどの濁燃・継続ダメージ資産を持っている場合は、新キャラ1人を足す以上の変化が期待できます。つまり残虹の評価は「本人の強さ」だけでなく「手持ちがどこまで残虹の仕組みを使えるか」で変わります。
残虹のスキルと形態変化を簡単に整理
現実形態|自分の与ダメージを伸ばして強化緋影閃を準備
現実形態では通常攻撃「燎原」を使い、「狂狩」によって自身の与ダメージを強化します。現在確認できる無覚醒時の掲載値では、狂狩の与ダメージ増加は25%です。
通常攻撃4・5段目、長押し攻撃「残影」、極限反撃「影渡り」の後は「緋影閃」を強化できます。強化緋影閃は心蝕を5スタック付与し、広範囲のブレイク耐性も大きく削ります。
幻境形態|心蝕を付与しながら継続ダメージを拡散
緋影閃で幻境形態へ入ると、通常攻撃は「夢魔の舞」へ変化します。夢魔の舞は追加攻撃として扱われ、命中時に心蝕を付与し、対象に付いた継続ダメージを周囲へ拡散します。
幻境中は「魅惑」により、チーム全員の継続ダメージのCRTダメージが上昇します。現在確認できる無覚醒時の掲載値では+25%です。
バイレール|強化緋影閃と強化離魂錯を優先
| スキル | 重要なポイント |
|---|---|
| 強化「緋影閃」 | 心蝕5スタック、ブレイク耐性削り、幻境へ移行 |
| 幻境 | 8秒持続。通常攻撃で心蝕と継続ダメージ拡散 |
| 強化「離魂錯」 | 幻境終了3秒前から使用可能。心蝕5スタックと特殊EX解放 |
残虹は形態の名前を暗記するより、強化できるタイミングでバイレールを使い切ると覚える方が操作へ落とし込みやすいです。
EX|血宴の夢路から強化灰燼の狂舞までが一まとまり
通常の「灰燼の狂舞」は終結エネルギー120、クールタイム20秒です。強化離魂錯で「血宴の夢路」を解放している場合は、こちらが先に発動します。
血宴の夢路は毒炎を5スタック付与し、その後5秒以内なら強化「灰燼の狂舞」を追加エネルギーなしで1回使えます。終結エネルギーが溜まっている時ほど、強化離魂錯を経由してからEXを押したい理由がここにあります。
残虹の使い方|強化緋影閃から二段EXまでつなぐ
残虹本人だけの基本操作に絞ると、次の流れが分かりやすいです。
- 現実形態で通常攻撃4~5段目、残影、極限反撃などを使い、強化緋影閃を準備する
- 強化「緋影閃」で心蝕を付与し、幻境形態へ入る
- 幻境中は通常攻撃で心蝕を追加しながら、敵に付いた継続ダメージを拡散する
- 幻境終了3秒前から強化「離魂錯」を使い、「血宴の夢路」を解放する
- 「血宴の夢路」から5秒以内に強化「灰燼の狂舞」までつなぐ
実戦では、この前にサポーターのバフや味方の継続ダメージを置きます。残虹へ交代した後は、途中で細かく別キャラへ戻るより、強化緋影閃→幻境→強化離魂錯→二段EXまで一気に走る方が仕組みを活かしやすいです。
ただし、敵の無敵時間やブレイクタイミングが挟まる場合は別です。理想ローテーションを守ることより、EXを当て切れる時間へ合わせる方が大切になります。
残虹は無凸でも使える?覚醒は役割を広げるタイプ
残虹は無凸の時点で、心蝕、毒炎、継続ダメージ拡散、濁燃3スタック化、二段EXまで基本システムが揃っています。そのため、無凸でも「残虹らしい戦い方」は成立すると考えられます。
覚醒は単純な火力増加だけではありません。1覚醒「瞳の深淵」では継続ダメージ拡散の対応行動が増え、狂狩と魅惑が常時化します。5覚醒「花散る血」ではブレイク可能な敵を強化緋影閃の初回命中でブレイクさせ、チームの与ブレイクダメージも大きく強化します。
つまり、無凸から基本形は完成しつつ、覚醒が進むと「DoTアタッカー」から「より扱いやすいDoTドライバー」、さらに高投資では「ブレイク編成の中核」まで役割が広がります。
何凸で止めるか、覚醒ごとの費用対効果、弧盤やギアまでまとめて判断したい場合は、残虹は何凸がおすすめ?覚醒・装備・育成で詳しく整理する予定です。
残虹の弧盤・ギアは何を選ぶ?
2026年8月20日時点の現行攻略情報では、メインアタッカー運用の弧盤候補として「喰心刃」、駆動コアとして「深紅の双生蝶」が挙げられています。
深紅の双生蝶は呪異能ダメージを強化し、味方チームによる呪異能ダメージの手数を攻撃力バフへ変換できるため、継続的に呪ダメージを発生させる残虹と噛み合います。
ただし、装備評価は残虹をメインに置くか、濁燃編成のサブ寄りで使うかでも変わります。この記事では性能理解を優先し、装備の細かな比較は育成記事へ分離します。
残虹と相性の良い編成は?
現在の攻略情報で特に分かりやすいのは、残虹・レクイエム・早霧・イロヒを軸にした濁燃と継続ダメージ重視の編成です。
残虹が心蝕と毒炎を増やし、レクイエムが別の継続ダメージを供給し、早霧が濁燃や複数DoTと噛み合う強化を担当するため、残虹の仕組みを素直に伸ばせます。イロヒは回復と長めのバフを先に置いて、残虹へまとまった出場時間を渡しやすい枠です。
一方で、ダフォディールを使ってブレイクへ寄せる型や、ナナリと覆紋を狙うWアタッカー型もあります。残虹は「この4人で固定」というより、濁燃を伸ばすのか、ブレイクを狙うのか、覆紋へ寄せるのかで編成の方向が変わるキャラクターです。
編成ごとの採用理由、使用シーン、キャラ交代の順番は、残虹のおすすめ編成と立ち回りで別記事として詳しくまとめる予定です。
残虹はどんな人におすすめ?
- 継続ダメージを重ねる編成を作りたい人
- 早霧、レクイエム、ダフォディールなど濁燃周辺の手持ちを活かしたい人
- 単発火力より、複数のダメージ源を組み合わせる戦闘が好きな人
- 複数敵へ継続ダメージを広げて戦いたい人
逆に、手持ちがまだ少なく、なるべく単純な操作で1人のアタッカーを完成させたい場合は、残虹だけを見て即決するより、同時期のガチャや既存手持ちとの相性まで比較した方が安全です。
同時期に復刻しているナナリとの優先度は、残虹とナナリはどっちを引くべき?で手持ち別に比較する予定です。
キャラクター全体の位置づけを見たい場合は、NTEキャラTier表・編成別おすすめキャラも今後追加予定です。
残虹についてよくある質問
- Q残虹は無凸でも使えますか?
- A
無凸の時点で心蝕、毒炎、継続ダメージ拡散、濁燃3スタック化、二段EXまで基本システムが揃っています。覚醒は操作性や火力、ブレイク役などを追加で伸ばす位置づけです。
- Q残虹はメインアタッカーですか?
- A
基本はメインアタッカー向けです。現実形態から幻境、強化離魂錯、EXまでまとまった出場時間を使います。ただし、継続ダメージの付与・拡散を目的にサブ寄りで使う余地もあります。
- Q残虹で一番意識したい操作は何ですか?
- A
強化バイレールを逃さないことです。強化緋影閃で幻境へ入り、終了3秒前から強化離魂錯を使い、血宴の夢路から強化灰燼の狂舞までつなげる流れをまず覚えると扱いやすくなります。
まとめ|残虹は「DoTを増やすほど編成全体が回り始める」キャラ
残虹は、現実と幻境を往復しながら、心蝕・毒炎・濁燃・味方由来の継続ダメージを重ねていく呪異能アタッカーです。
特に重要なのは、濁燃を最大3スタック化すること、最大4種類の継続ダメージを拡散できること、強化離魂錯から二段EXへつなげられることです。無凸から基本の仕組みは成立し、覚醒によって操作性やブレイク性能まで広がります。
実装直後なので、最終的なDPS順位を決めつけるにはまだ早い段階です。ただ、公開されている性能を見る限り、残虹は単に本人が強いかどうかだけでなく、既存の濁燃・継続ダメージ編成をどこまで変えられるかを見る価値があるキャラクターです。




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