結論から言えば、ヘドネは「術具編成を使う人にはかなり重要、術具体系へ入らない人には優先度が大きく下がる」タイプの完成パーツです。 特に双子・コッペリア・エバーエコーまで揃っているなら、Ver.3.9で術具編成のEnergy管理がかなり整理されます。
ただし、この記事は2026年10月10日時点の中国版Ver.3.9実装後情報を基準にしています。日本版公式では現在Ver.3.8「世紀末スケール」までが告知されており、Ver.3.9の実装日・ガチャ期間・ヘドネの正式日本語名やスキル名は未発表です。
中国版の「赫多涅」は英語圏で Hedone と表記されています。本記事では読みやすさを優先してヘドネと呼びますが、日本版正式名称が出た段階で更新します。
ヘドネは引くべき?まず手持ち別の結論
ヘドネの評価は、キャラクター単体の強さよりすでに術具へ何体投資しているかで大きく変わります。術具は非術具キャラを混ぜると通常カードが手札を圧迫し、Energyカードの回収効率まで落ちやすい、かなり編成拘束の強い体系です。
| 手持ち | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 双子+コッペリア+エバーエコー | かなり引きやすい | ヘドネ1枠でEnergy供給と火力支援がまとまり、完成形へ近い |
| 双子あり・術具パーツ不足 | 保留 | ヘドネ単体だけで完全体にはならず、追加投資が必要 |
| 双子なし・コッペリア+エバーエコー | 候補 | コッペリア主Cの術具編成へ発展できる |
| 術具キャラがほぼいない | 見送りやすい | 3.9から一式揃えるコストが重い。4.0新体系も比較したい |
つまり「ヘドネは強いから取る」ではなく、自分のBoxで術具を完成させる最後の1枠になるかを見るのが最も分かりやすいです。
Ver.3.9で術具編成は何が「完成」するのか
双子実装直後の術具編成は火力こそ高かったものの、Energy供給役と耐久枠を汎用キャラから借りる場面が多く、専用体系としてはまだ穴がありました。
中国版の流れでは、エバーエコーが術具向けの生存・Energy補助を担当し、Ver.3.9のヘドネがMineral Energyの一時保存、再供給、Conduit Might、与ダメージ補助、追加火力をまとめて持ち込みます。
この結果、中国版3.9時点の代表的な完成形はコッペリア / 双子 / ヘドネ / エバーエコー。これまで術具側で使っていたリアンノンのような汎用サポートを別編成へ戻しやすくなることも、アカウント全体では大きな価値です。

ヘドネの価値は「12エネルギーを安定させること」
ヘドネを理解するうえで一番重要なのは、倍率表よりEnergyの時間差運用です。固有カード「Flame Undying」は、ラウンド終了時に使わなかった基本Energyカードを溶解して蓄積し、必要なタイミングでMineral Energyとして取り出せます。
P0では各ラウンド終了時に未使用の基本Energyカードを最大2枚まで溶解し、4点まで蓄積、合計7点まで保存できます。さらに戦闘開始時のFlame Undyingには2点が記録されています。
双子は、1ラウンド内で消費したEnergyが12点以上になると大技に大きな追加ダメージが発生します。毎ターン拾ったEnergyをその場で使うだけでは12点へ届かない場面でも、ヘドネで低価値カードをいったん貯めておけば、バーストターンへまとめて持ち越せます。
このためヘドネは、普通の「与ダメージ○%バッファー」というより、弱いターンのEnergyを強いターンへ移すスケジューラーと考えると役割が分かりやすいです。
さらに「Blazing Glory」で術具威力と与ダメージを補助し、「Absolute Prowess」で味方のスペルダメージの一部を記録して自身の攻撃へ追加火力として返します。Energy補助だけに終わらないのも強みです。
完全体の術具編成|ヘドネが入ると誰が抜ける?

中国版3.9時点の術具ガイドでは、コッペリア / 双子 / ヘドネ / エバーエコーがBiS候補として挙げられています。
| キャラ | 主な役割 | Energy面の意味 |
|---|---|---|
| 双子 | 範囲主力・バースト | 12 Energy消費を狙いたい主要消費先 |
| コッペリア | 単体火力・Mineral支援 | Mineral Energyを作り、必要なら自身も消費 |
| ヘドネ | Energy保存・攻撃支援・サブ火力 | 余剰Energyを未来のバーストへ持ち越す |
| エバーエコー | 生存・Energy補助 | チーム全体の安定運用を担当 |
重要なのは、4人全員がEnergyを「作る側」でもあり「使う側」でもある点です。コッペリアの攻撃を同じターンに最大化しながら双子も12 Energyへ届かせようとすると、Energyの取り合いが起こります。
そのため、完全体になれば自動で全部うまくいくわけではありません。術具ガイドでもEnergyのbreakpoint管理とTuning依存が強く、完全オートより手動で消費順を調整した方がよい場面があるとされています。
なお、双子の岩/星セットや基本ローテーションは既存記事で詳しく整理しています。双子の術具編成・岩と星の使い分けはこちら。
双子を持っていなくてもヘドネは使える?コッペリア主Cルート
ヘドネを「双子専用キャラ」と考えると、Atomic Heartコラボを逃した人には価値がないように見えます。ですが、中国版実装後の術具評価では別ルートもあります。
コッペリア / リアンノン / ヘドネ / エバーエコーのようにコッペリアを主DPSへ寄せる編成です。単体相手ではコッペリア自身の火力を伸ばしやすく、双子軸と競争できる場面があると評価されています。
つまり「双子なし=ヘドネ即スキップ」ではありません。ただし、コッペリアやエバーエコーまで未所持なら話は別です。術具は編成拘束が強いため、ヘドネを入口に3〜4キャラを一から追うなら、次の新体系へ資源を回す選択肢も十分あります。
P0で十分?ヘドネの塑造は「火力」と「初動」を分けて考える

ヘドネはP0でもFlame UndyingによるEnergy保存、Blazing Glory、Absolute Prowessという核心機構を持っています。まず術具編成を成立させるだけなら、本体確保で役割は果たせます。
| 塑造 | 主な変化 | 意味 |
|---|---|---|
| P0 | Energy保存・再供給と攻撃支援が成立 | 編成パーツとしての機構は完成 |
| P1 | 1ラウンドの溶解上限2→3、蓄積4→6、保存7→10、開幕2→4など | 初動とEnergy貯金がかなり改善 |
| P2 | 開幕Harmonization 75→100、Blazing Gloryの術具威力10→20%、与ダメ上限65→75% | 起動速度とチーム火力を強化 |
| P5 | 1 Energyから2点蓄積、保存12、開幕6、記録ダメージ比率も強化 | Energy効率と追加火力の上限を大幅強化 |
P1とP2はどちらも強いですが、役割が違います。P1はEnergy運用の快適さ・貯金容量、P2は起動と火力支援という整理が近いです。中国版コミュニティでも推奨ラインは割れているため、「P1必須」「P2必須」と単純化しない方がよいでしょう。
実戦では何を意識する?術具編成のEnergy管理
- 双子のバースト前:12 Energyへ届かせたいラウンドを先に決め、必要量を逆算する
- 低価値Energy:すぐ使う必要がなければヘドネのFlame Undyingへ保存する
- 消費先の競合:コッペリアと双子を同時に最大化しようとしてEnergyを使い切らない
- カード圧迫:非術具キャラを増やすほど通常カードが増え、Energyカードを引きにくくなりやすい
- オート運用:breakpointを跨ぐ消費順が重要な場面では手動の方が安定しやすい
術具は「カードを引いたら使う」より、どのラウンドに何点使うかを先に決めるタイプの編成です。ヘドネが入ることで、その計画に余裕が生まれるのが一番大きな変化だと思います。
手持ち別|ヘドネを優先したい人・見送りやすい人
双子+コッペリア+エバーエコーが揃っている
もっとも優先度が高いケースです。 すでに大半の投資が終わっているため、ヘドネは「新しい編成を一から作るキャラ」ではなく「未完成の術具を完成させる最後の1枠」になります。
双子はいるが、エバーエコーがいない
ヘドネを取っても生存・Energy安定役は別途必要です。汎用耐久枠で代替しながら使えますが、完成形を目的にするなら追加投資が発生することは見ておきたいです。
双子はいないが、コッペリア+エバーエコーがいる
コッペリア主Cルートを作れるため、十分候補です。双子限定の12 Energyだけではなく、ヘドネのEnergy貯金と術具威力補助そのものを活かせます。
術具パーツがほぼいない
見送りやすいです。ヘドネは汎用サポーターとして各編成へ出張するより、術具パーツ同士で固めて強くなるキャラです。今から体系全体を追うなら、4.0の新しい洞知編成とどちらへ投資するかまで比較したいです。
Ver.3.9で術具を完成させるか、Ver.4.0洞知へ温存するか
ここがガチャ判断で一番悩ましいところです。Ver.3.9のヘドネは既存投資を完成させるキャラ、Ver.4.0のSPリーリャは新しい洞知体系へ入るキャラという違いがあります。
| 状況 | 3.9 ヘドネ | 4.0 SPリーリャ |
|---|---|---|
| 術具3枠が揃っている | 既存投資を1枠で完成させやすい | 新体系を一から追加する投資 |
| 術具パーツが少ない | 複数キャラ追跡が必要になりやすい | 洞知側へ最初から寄せる選択肢 |
| 既存高凸編成が十分 | 術具を使う目的がなければ急がない | 洞知も同様に新しい遊び方目的 |
つまり、絶対的なTierで比較するよりあと何体取ればチームが完成するかで考える方が合理的です。術具があとヘドネだけなら3.9の価値は高く、術具がほぼ未着手なら4.0まで待つ余地が大きくなります。
Ver.4.0の洞知編成については、SPリーリャは引くべき?Ver.4.0洞知編成の評価で詳しく整理しています。
参考にした先行版データ
日本版Ver.3.9は未発表のため、性能・編成評価は中国版実装後データを基準にしています。公式日本版の告知が出た場合は、実装日・正式名称・ガチャ期間を優先して更新します。
- リバース:1999 日本版公式サイト
- Prydwen:Hedone Build and Guide
- Prydwen:Archetype Guide – Conduit
- Uttu:Hedone Character Profile
- Prydwen:CN Patch 3.9 Summary
まとめ|ヘドネは「術具を使う人にだけ強い」完成パーツ
ヘドネの最大の価値は、余ったEnergyを次のバーストへ持ち越し、双子の12 Energyやコッペリアの火力を狙ったタイミングで成立させやすくすることです。
- 双子+コッペリア+エバーエコーまで揃っているなら優先度は高い
- P0でも核心機構は成立し、P1はEnergy運用、P2は起動と火力支援を大きく改善する
- 双子なしでもコッペリア主Cの術具ルートがある
- 術具パーツが少ない人は、ヘドネから一式追うよりVer.4.0洞知へ温存する選択肢もある
汎用サポーターとして誰にでも勧めるキャラではありません。逆に、すでに術具へ投資している人にとっては、Ver.3.9でチームの欠けていた部分を埋めるかなり分かりやすい完成パーツです。



コメント