どうも、予てからぶちくまです。
ブギーポップがアニメ化される、というアナウンスがあってから1ヶ月、未だ何の音沙汰なし。
そこで今回は我々陰キャラこと隠密グループの青春であったブギーポップについて語ります。
前半は1990年代という思い出についてまとめていますが、読み飛ばしを推奨します。
1990年代後半という時代
ONE PIECE世代、というと、今の20代が当てはまりそうだけど、
そもそもONE PIECEが連載を開始したのは、1997年。
その頃小、中学生だったのは、むしろ30代じゃないか。
この、1990年代というのは、本当に恐ろしい時代。
ジャンプはもちろん全盛期、黄金時代。
スラムダンクだってドラゴンボールだってやってた。
まぁ、それが終わる96年ごろに、一気に下火となるわけだけど。
ポケモン、たまごっち、デジモン
ポケモンの赤と緑が発売されてのだって1996年。
たまごっちだって1996年。
これらの携帯ゲームが先立ってしまったばかりに、
ポケモンとたまごっちのパチモンじゃねぇか、
と揶揄されつつも、そのゲーム性が世の男の子を虜にした、
デジタルモンスターは少し遅れて1997年。
先のONE PIECEだって、読み切りが出されたのが1996年で
「面白い読み切りだったな」と思ったのは覚えている。
ゲームハード三つ巴の時代に仁義なき戦い
どうでもいいが、Nintendo 64が発売されたのが、1996年。
その2年前にプレイステーションとセガサターンがリリースされており、
ここで3つ巴の戦いに。
1997年のFF7の発売で、プレイステーションに軍配があがる。
セガサターン派の阿鼻叫喚は凄まじいものだった。あの頃はゲームのハード機をいくつも買ったりなんかしてなかったもんね。
ぶちくまも覚えてる。
FF7がやりたくて、プレイステーションを1997年のお正月のお年玉で購入。
その時買ったアークザラッドが面白すぎてプレステの虜に。
正確に言えば、アークザラッド2が面白すぎたわけだが、
コンバートシステムでアークザラッドのキャラが、2で無双する姿に惚れた。
そして、とうとうゲームがコンビニで発売される
FF7はコンビニで買った。
田舎でも、家の近くのコンビニでゲームが買えるというのは、
マジで衝撃だった。
いつでも買えるコンビニなくせに、
ゲーム発売解禁は、確か7時だと記憶しているが、
つまり、学校に行く途中か前に、ゲームを買うことができるという、
なんだかよくわからん罪悪感に苛まされながら買ったような。
この辺りの話題に懐かしさを覚えて読んでくれている人がいるなら光栄だ。
盛大なる余談であった。
男の子に流行るアニメやおもちゃ、ゲームが世間を席巻しており、
本当に僕たちのお金は搾り取られていきましたね。
全ての流行に乗っかれた金持ちたちを尻目に、
いつまでもポケモンにハマってみたり、
ハイパーヨーヨーの技に磨きをかけたり。
「お前、いつまでそれやってんだ」みたいな空気感はあったろうが、
それでもなんとなくみんな何かに夢中になって、楽しかった、あの時代。
とにかく、金がなかったあの頃。
お金のない陰キャラは何をしていたのか
陰キャラ(インキャラ)とは、Wiki的に言いますと、
インキャラとは、陰気なキャラ(性格)の人のこと。陰キャラ・インキャとも。スクールカーストでは下位に属し、ともすればいじめ(ネットいじめ)の対象になりうる。対義語として陽キャラという言葉も定着している。
とのこと。
まぁ、いわゆるクラスの中心グループから外れた、
トレンドとは無縁の、ある種キャラクターとしては特徴的かつ濃ゆい、
マイノリティなご趣味に率先してのめり込んでいた、
そういった人種のことでございますね。
特に趣味もなく、友達づきあいでやりたくもないゲームや、
みてもないテレビの話題に何と無く付き合っている、
取り巻きグループよりはよっぽどゴーイングマイウェイしていて
いいと思うんですけどね。
ここでは敬愛を込めて「隠密」と呼ばせてもらうよ。
さて、この隠密たちが、1990年後半の幼少期に何をしていたかというと、
ライトノベルを読んでましたね。
異論はあるだろう。
偏見もあるだろう。
でも、これだけは言いたい。
あの頃、ラノベほどコスパが良く、かつ時間が潰せるエンターテイメントはなかったね。
まだ、ラノベが「萌え」とは無縁だったあの頃。
ゲームを買うほどのお金はなく、漫画は買っても1時間も時間を潰せない。
だけどファンタジーにのめり込みたかった、
そんな僕たち隠密たちは、こよなくラノベを愛していました。
電撃文庫が電撃的に創刊
それまでは角川スニーカーなんかが、いわゆる少年少女向けのファンタジー系の文庫を出してくれていた。
ぶちくま的に言えば、もう、深沢美潮女史の「フォーチュンクエスト」は青春だった。
今回はフォーチュンクエストの話は置いておこう。
本格的に本題に入れなくなる。
この、電撃文庫が創刊されて、フォーチュンクエストが引き抜きに遭いまして(どんな事情があったかは知らん)
電撃文庫に「新フォーチュンクエスト」が出版されることに。
当然、ファンはこれについて行く形になったのですが、
気になったのは、あれですよね。
毎回、巻末に出てくる、「電撃ゲーム小説大賞」の告知ですよね。
胸が踊りましたよね、「自分も小説を書いて、もしかしたらプロに!!」なんて淡い夢を、
我々隠密は思っていたものです。
その看板作品となったのが、第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞した、
「ブギーポップは笑わない」でした。
「ブギーポップは笑わない」とは
いやぁ、長かった。
盛大な寄り道から、途中でサブクエストが面白すぎて先に進めなくなるパターン。
FF7で言えば、ゴールドソーサーから出れなくなるやつ。
このブギーポップというのは、とある共通した世界があって、
いわゆる異能者たちがなんだかんだ戦って、
ブギーポップがふわっと現れて、なんだかんだ解決していく、
というのがかなりざっくりとした流れ。
だいたい1巻で一つのお話が終わるので、
1巻完結型と思いきや、
この世界の中でかなりキャラクター同士が繋がっているので、
結局全部読まないとよくわからない、
というか全部読んでもよくわからない、
という不思議なお話。
「ズッコケ3人組」とか「ぼくらのシリーズ」が好きな人は好きかも
「ずっこけ3人組」とか「ぼくらの7日間戦争」の、主人公が裏方に回って、
毎回ヒューチャーされる少年・少女の視線で、
世界を眺める、というような話。
そしてそれはもはやずっこけても何でもない。
きっと、こういった本はまだ図書館にあるんだと信じてる。
待て待て、かなりイラストが変わってるぞ!
未だ愛されているシリーズなんですね。
ブギーポップがこれほどまでに魅力的な理由
ぶちくまが思うに、ブギーポップの面白さは、先に書いた「ズッコケ」、「ぼくらの〜」シリーズのように、
ある愛すべきキャラクターが、長く安定してシリーズに登場してくれるところだと思います。
ズッコケやぼくらの、は合間に推理などを差し込んで物語を盛り上げていましたが、
ブギーポップは日常の退屈でやりきれない毎日に、
SFという要素を盛り込むことで、少年・少女の青春群像を盛り上げています。
今では、だいぶ当たり前の手法何ですけどね。
ただ、このブギーポップに関しては、毎回視点が変わるので、
少年漫画的に「主人公の成長を追う」のではなくて、
とある主人公がブギーポップに出会う物語、に近い。
さらに、魅力的なサブキャラクターがたくさんいて、
「このタイミングで、このキャラとの絡みが!」とか、
「今まであまり詳しいところまで深く掘り下げられていなかったあのキャラの、本当の姿とは」
みたいな楽しみ方ができるのが、一番のブギーポップの魅力でしょう。
広げた風呂敷が最後に畳まれるのかどうかは知らん。
ブギーポップの魅力まとめ
- 主人公が(視点が)変わるので飽きがこない
- 伏線はゆっくりと回収されていく(10年単位)
- キャラクターが魅力的でいつ出てくるかわからないワクワク
昔好きだったけど結局最後まで読めないシリーズ第1位
このブギーポップは1998年に刊行されて以来、かなりゆったりとしたペースで本編が進みつつ、
さらに、サイドストーリーとして関連作品も展開していくので、
いわゆる「読む順番も迷宮入りする」という、
かなり読者を選ぶライトノベルだったりする。
そして、多分「昔好きだったけど途中で読むのやめた」という方がかなり多い。
というか現在進行形で脱落していく人がたくさんいることでしょう。
ちなみに、ぶちくまは本編は「化け猫のスキャット」、
サイドはビートは読んだし、ナイトウォッチ3部作も読んだ。
だけど「ヴァルプルギス」は途中までしか読んでない、ってところまでしか知らない。
でも脱落はしてないと信じてる。
まずはメインストーリーをできる限り読んで見て、
サイドストーリーは「ビートのディシプリン」と「ヴァルプルギスの後悔」を読むだけでいいです。
それ以外の関連作品については、本編を読んで「このお話、キャラクターが好き」となったときに、 関連作品を読めばいいでしょう。
というか本編読むだけでかなりの時間が必要なはずだ。
2018年、ブギーポップがアニメ化に
最近、我々1990年代後半に青春を過ごした層をターゲットとした商品展開が多すぎて困る。
スマホゲームはスクエニはFFドラクエで集金体制。
ファミコン、スーファミのリバイバル、
FF7のリメイクだってそうだし。
我々がお金を稼ぐようになったので、毟り取ろうとする流れが明白で怖い。
さて、我々の青春であるブギーポップも再びTVアニメ化されます。
2018年に放送開始予定ということですが、
3月10日にアニメ公式サイトがオープンして以来、
すでに4月になって全く情報に動きがありません。(4月13日現在)
http://boogiepop-anime.com
心配ですね。
原作イラストの緒形先生が、アニメ化に関わっていない、といった旨の
Tweetもされているようです。
https://www.j-cast.com/2018/04/11325942.html?p=all
そういった連絡ミスや権利絡みのことで、
我々の楽しみにしているブギーポップのアニメ化が進まないのは、
少し、というかかなり残念ですね。
こういうのって、結局のところはコミュニケーションエラーみたいなもので、
相手に伝えておけばもっとスムーズに進むところを、
そこをおろそかにすることで、もっと自体が複雑化する、
という想像力が欠如した事態があまりに多すぎる。
というか、そういった事態が明るみに出ることが多くなった、
といったほうが正しそうですね。
いずれにせよ、双方にとって気持ちの良い制作になる事を切に祈っております!
ではでは。
コメント
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