検索に強いタイトルを考える「死なないブログを目指して」

SEO対策で、タイトルに関する情報をまとめておきます。

検索順位の高いタイトルの付け方

まずは、SEO対策で有効とされるタイトルにつけかたについての情報です。

タイトルとキーワード

まずは、密接な関係にある「タイトル」とキーワードについての関連です。

ビッグキーワードを狙って重複コンテンツを取られる

「ゲーム」というビッグキーワードを狙ってサイトを作っていくとします。この場合、やはり「ゲーム」を取りたいがために、タイトルにもやたらめったら「ゲーム」と入れがちですが、これはあまり良くない例です。

ただ、経験上、キーワードを狙わない限りは、検索されることはまずない、と考えた方が賢明です。でも、大きいキーワードで考えるのではなく、「自分がこの情報を検索するなら、こんな感じで検索するな」というイメージを持ってから、記事を書いた方が無駄が少なくなります。

キーワードの数は絞る

検索順位を上げる方法をまとめたページにも書きましたが、タイトルに含められるキーワードはせいぜい3つです。ビッグワードを狙ってゲームを入れると、残り2つしかキーワードが使えません。

単語の区切りを意識する

キーワードというと、例えば「スマホゲーム」という言葉の場合、「スマホ」と「ゲーム」の2つのキーワードと考えるべきか、「スマホゲーム」を1つの単語として捉えるかどうかは悩ましいところです。

スマホとゲームで分けると、キーワードが大きくなる上にターゲットが曖昧になるので、この場合はスマホゲームと絞って「人気のスマホゲーム決定版」みたいなタイトルにした方が、少なくとも最初は良さそうですね。

ビッグワードは検索しない？

例えば、ゲームと検索した場合の、検索意図はなんでしょうか？　

これ、正確に答えられる方はいないと思います。単発キーワードでは、検索意図がぼやけるため、検索結果も様々なカテゴリからランキング付けされたページが検出されます。

そもそも、「ゲーム」で検索したユーザーも、この段階では「〇〇について知りたい」がぼやけている可能性もあります。

コンテンツとミスマッチしないタイトルにする

単発キーワード検索の後、ユーザーは「自分の求めている情報のために、検索下位のページまで探す」場合と、多すぎる情報に辟易して複合キーワードで検索し直すなどの検索行動をとります。（もちろん、情報をすぐに見つけ出せることもあります。）

関連語句が具体的であるほど求めている答えは深い

この関連語句が具体化されるほど、ユーザーは自分が探したい情報にマッチした情報を引き出せる可能性が高まります。

一方で、それほどまでにはっきりとした検索意図を持ちながら、タイトルで無理に語句を織り混ぜると、意図とマッチせずにユーザーを満足させられないページとして表示されるかもしれません。

関連語句は「コンテンツ内容」に反映させるツール

一時的な検索結果を得るためなら、キーワードを拾いにいくためのタイトル設定もありっちゃありですが、最低でもコンテンツに反映させるなどの配慮は必要です。

関連語句に関しては網羅性を高めるためにも、何にせよ押さえておかなければいけないポイントではあるので、コンテンツのあり方を見直してもいいかもしれません。

カテゴリ名・サイト名でまかなう

専門サイトの特権とも言える、「サイト名だけで関連情報があると訴えかける」例について説明していきます。

サイト名も立派な情報

例えば、カテゴリ名が「ゲーム」であったり、サイト名に「〇〇のゲーム情報」とあるなら、サイトやカテゴリの評価を高めれば「ゲーム」というクエリを満たしやすいサイトであるとGoogleは認識する傾向にあります。

さらに、検索結果のカードの中には、タイトル・サイト名はだいたい含まれます。一見して「サイトのジャンルがわかる」だけで、読者が探している情報とマッチしているかどうかが、すぐにわかります。

カテゴリページのタイトルも大事

ちなみに、当サイトのゲームジャンルで検索すると、こんな感じの検索カードになります。

この場合は、カテゴリページが検索されていますが、カテゴリページなどの構造上のページであっても、しっかりとタイトルで記事化しておくとクリックされやすくはなります。

クリックされやすいタイトルを考える

次に、検索意図だけではなく、検索ページに表示された時に「クリックされやすいタイトル」について考えていきます。

タイトルのクリックされやすさは、この「環境を考える」というプロセスが大事だったりします。

クリックされるタイトルテクニック

個人的には、あまり小手先のタイトル作成は好きではないのですが、数多くの情報が流れ込んでくる検索ページで、「おっ？」と少しでも引っ掛かりを作るためには、必要な技術でもあります。

煽り文を入れる

まず、少し前に流行したのが、「煽り文を入れる」というもの。煽り分いんはいろいろあるのですが、とりあえず何点か例を挙げてみます。

数字で釣る

まず、数字はタイトルの検索順位を上げるために効果がある、とまことしやかにささやかれていた時代背景もあるのですが、具体的な数字を出されると読者は現実感が増すというか想像しやすいというか、そういった効果があります。

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無知を煽る

これを知らないと損する、という感じのものですね。心理学的には、「得する」よりも、「これをしないと損する」の方が響きやすいと聞きます。テクニック的な使い方ですが、タイトルの文字数が心許ない時なんかに使います。

個人的には、コンテンツのハードルを上げることになるので、クレームコメントに繋がることはあるのであまり好きではない。そもそも、無知を馬鹿にするようなサイトが好きじゃない。

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ターゲットを想定させる

デメリットとしては、ターゲットを絞ることで、ターゲット層から外れたユーザーがクリックしなくなること。

でも、「まさにこの情報を探していた」という方にはかなりCVできる確率は上がります。

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内容の簡潔さを伝える

ターゲットを絞る、に似ているような気もしますが、タイトルの時点でコンテンツハードルを下げるということもあります。

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キーワードがぶれる可能性がある

ちなみに、私は最近は「意識しない時は煽り文を入れない」方針に切り替えています。

今回はタイトル例を意図的に前半に入れていきましたが、「探しているキーワードがない」というのが一番不利益をこうじます。

何にせよ、パッっとタイトルを目にした時に「探している情報だ」と感じ取ってもらうことが大事。その上で、他サイトと差別化する必要があれば、煽り文の導入を検討する、くらいの感じです。

環境を調べる

煽り文句で重要だったのが、「他サイトとの差別化」という意識です。

上位に行くほど真似される

100%オリジナルコンテンツで作り上げていても、他サイトは上位サイトや下位サイトから情報を補ったりして自分たちのサイトの網羅性やら離脱を下げる工夫を仕込んでいきます。

実際に検索した時のインプレッションを大事に

一度、ページを公開した後も、狙っているキーワードで検索してみます。

検索結果のページが似たようなタイトルで埋め尽くされていた場合、例えば「煽り文だらけでゴチャついてる状態」になっている場合は、あえてシンプルなタイトルにした方が好まれる場合があります。

タイトルの付け方にも流行り廃りがある

「こういうタイトルだとクリックされるぜ！」というテクニックが紹介されたため、ブログ記事なんかがみんな真似して煽り煽られ誇張表現でタイトルをつけてるように。

検索意図とマッチさせたタイトル

今後は、ユーザーのことを、ユーザー本人よりも理解して「検索ユーザーの課題を解決するサイト作り」が大事になってくると思います。その中で、「そうだ、この情報を探していたんだ！」と思わせるタイトづくりが大事。

汎用性の高い「よく検索されるキーワード」を混ぜ込む

よく検索されるキーワードのクエリの評価がどうなっているのかは判断の難しいところですが、織り交ぜておくに越したことはありません。

ジャンルによる「合わせて使うキーワード」の違い

ジャンルによって、若干傾向は違いますね。

レビュー記事

• 「お勧め」
• 「ランキング」
• 「〇〇年」
• 「レビュー」
• 「価格」
• 「最安」

ゲームジャンル

当サイトで「とりあえずこの関連記事は書こう」というキーワードだとこんな感じ。ゲームジャンルの検索順位を上げるコツとしては、一度検索されるようになると、他のゲームでもひっかかりやすくなる。

• 「攻略法」
• 「リセマラ」
• 「最強」

ゲーム記事で検索上位に食い込むための手法

ゲーム関連の記事は、キーワードの旬が短いものの、リリース時のボリュームは大きい。ブログ運営で検索数を取るためには何が必要か、とっつきやすいゲームでのキーワード選定なんかをまとめました

buchikuma.xyz

2024.03.22

検索意図に沿ったクエリに調整する

別記事にもちょろっと書きましたが、検索意図は以下の4つがあります。

• Know（情報を集めたい）
• Go（行きたい場所・サイトを探している）
• Do（やってみたいこと・方法を探す）
• Buy（サイトを使って購入したい）

タイトルをつける場合は、そもそもキーワード選定を入念に行っている状態が望ましいのですが、タイトルに悩んだ際の参考として、自分の作ったページがどの検索意図に含まれるのかを意識して、ミスマッチの内容にキーワードを入れ込むのも大事だと思います。

タイトルで内容を明確に伝える

個人的には、小手先のSEO対策よりは、シンプルにライティング技術として、「一瞬で視認できる28文字の中だけで、いかに記事内容を表現するか」が大事かと思っています。

情景を伝える俳句並みの難易度

コンテンツは最低3,000文字は欲しい派なのですが、その内容をわずか28文字に（できればもっと短く）表現するのは、やはりプロの仕事だと思っています。

ただ短くすればいいのではなく、前述のような「検索キーワード」と「検索意図」を明確にGoogleクローラーに伝えた上で、検索ユーザーの「理解度」に合わせて言葉をチョイスして、かつ他サイトとの区別化を図る必要があります。

タイトル付けで工夫すべきポイント

• 検索意図がわかる
• 28文字以内に収める
• どの検索意図に沿ったコンテンツなのかわかる
• ターゲット層のニーズに合っている
• 競合サイトより魅力的なフレーズを入れる
• メタディスクリプション（紹介文）とマッチさせる

無理ゲーだからこそ、できるようになった時に大いなる差別化になりますし、場合によってはこのセンスだけで飯が食えるんじゃないかと思っています。

ターゲット層で考えるタイトル最適化対策

今回は、当サイトのことを考えていきます。

メインサイトを動かしたいと思った時に実験台として使われたり、このように自分の学んだことをひたすらまとめることに使っています。

というわけで、当サイトは割とフリーダムに話題を展開していくので、こういったSEOテクニック的なことも平気で種明かししていきます。

ゲームブログを例にターゲット層を考える

ゲームブログの場合でも、ターゲット層は若干分かれます。

• ゲームブログは「検索」までのハードルは低い
• 面倒くさがりも多いので、上位１〜２サイトで必要な情報が集まる
• ただ、中にはコアなファンがいてかなり深い検索まで潜る強者もいる
• 強者の求めている情報を提供するのは情報提供者側としてもハードルが高い
• 収益化しやすいのは「情弱」で「飽き性」の、「微課金」

当サイトの場合は、キーワードによっては大手サイトに肉薄するところまでこぎつけたものもありますが、それでも１〜２位を安定して撮り続けることは難しいと考えます。

大手サイトの逆張り

タイトルで考えるなら、大手サイトが「情弱」で「頭の弱い」ユーザーを狙っているタイトルの場合は、タイトルに少し小難しい単語も織り交ぜたりします。

収益サイトが狙わない、小中学生のためのサイト

逆にいえば、あえて短めのタイトルとわかりやすい単語だけにまとめて、「小中学生くらいをターゲットにする」ことも可能かと思います。

この場合は、アドセンスなどのクリック単価を大きく下げることにはなるかもしれませんが、世の中、どういったベネフィットが生まれるかは読めないところもあるので、様々なターゲット層にチャレンジしてみることはいいんじゃないかな、とは思ってます。

Googleアドセンスのクリック単価を引き上げる方法【ブログ初心者】

Googleアドセンスのクリック単価については、サイト設計を計画している段階から底上げすることを検討しておくことをお勧めします。クリック単価はジャンルだけではなく、影響する要因が高いので、実際の施策レベルに落とし込む事は難しい。単価が違うだけで同じ作業量でも収益の量が倍になるので対策をお勧めします。

buchikuma.xyz

2024.03.22

コアなファンのためのサイトだとわかりやすいタイトルを

個人のゲームブログの場合は、やはり大手サイトにない魅力として、プレイ日記調に仕立てて、ページ内にストーリーを生み出したり、ファンらしく画像やイラストなんかを添えて解説するなどした方が、訪問者に対してサイト自体の魅力をプレゼンすることができると思います。

タイトルに関するランキング要素

ランキング要素は基本的にGoogle検索の根幹に関わる大事なアルゴリズムなので、門外不出です。ですが、基本的な要因についてはSearch Engine Jounalのようなサイトで抜き出されています。

タイトルとURLが一致する必要はありませんが、内容を伴うURLが良いとされています。

自身がどのページがわかりやすくするためにも、無機質な羅列URLよりは、タイトルなどに寄せた設定が好ましいかと。